酸素マスク着用で苦しくなることも

以下の画像は、コロナ禍での民間救急の奮闘を紹介した報道の動画から切り抜いたもの。搬送される救急車内での救命士と新型コロナ患者のやりとりが映っている。

酸素マスク外していい

ちょっと苦しい

つけてなかったら酸素飽和度落ちてくるよ


酸素マスクをつけることで「苦しい」と訴える患者に、救命士が「酸素飽和度が落ちてくるよ」と諭している。

救命士は続けて「いったん様子見ましょうか。下がってきたら(酸素マスク)つけるよ」と患者の希望を受け入れながらも、なるべく酸素マスクを着用させ酸素飽和度の数値を落とさない方向に精力を傾けているようだ。

患者の搬送開始時点での息苦しさの程度は触れられていないが、自分の足で立って救急車に乗り込んでいること、またその辺りに、酸素飽和度が70%台になると通常は「溺れたような苦しさ」となるところ、新型コロナの場合は「苦しさを感じず重症化も」という説明が入っていることから、息苦しさがあったとしてもそれほどひどくなかったようにも思える。

酸素投与をすることで、70%台だった酸素飽和度が90%台まで上がったようだ。


この動画から以下のことを読み取った。

◆搬送中の救急車内でも、酸素飽和度を上げることを目標に酸素投与が行われている。

◆酸素投与を受けている最中に息苦しくなることもある。

酸素飽和度という数値を上げるため救命士が懸命に対応してくれているが、自分が患者だったら、もう少し症状の方を重要視してもらいたいかなとも思った。


動画全編はこちらから↓



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