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文書開示請求のコスパ

先日、厚労省への行政文書開示請求の2通目を郵送で送りました。

依頼した開示請求の一通目の回答が1か月の開示期限の延長となり、
延長後の回答が届くのが1月8日頃なので、
それまでに次に着手して、いくつかの開示請求の回答が切れ目なくもらえる
状態をつくっておきたいところです。

印紙代300円に切手代・封筒代を合わせても、
一件、400円程度の費用で郵送ですることができます。

この制度を使わない手はない。

開示請求を受けた場合、行政庁は、
以下のような不開示情報が記録されていなければ
開示しなければならないとされています。

(1) 特定の個人を識別できる情報(個人情報)
(2) 法人の正当な利益を害する情報(法人情報)
(3) 国の安全、諸外国との信頼関係等を害する情報(国家安全情報)
(4) 公共の安全、秩序維持に支障を及ぼす情報(公共安全情報)
(5) 審議・検討等に関する情報で、意思決定の中立性等を不当に害する、不当に国民の間に混乱を 生じさせるおそれがある情報(審議検討等情報)
(6) 行政機関又は独立行政法人等の事務・事業の適正な遂行に支障を及ぼす情報(事務事業情報)


例えば、行政庁に電話である事項を問いただした場合、職員の判断で
「それは答えられない」と突っぱねられて終わってしまうことは
めずらしくないと思います。
その判断が必ずしも適切でない場合もあるでしょう。
もしかしたら、職員の方も電話を切った後に、
「あの対応まずかったかな」と思っていることがあるかもしれません。

回答が約ひと月後になるので、
即時性のある対応を求める場合には適しませんが、

そうでなければ、記録を残しながら、
丁寧に対応していただけることを考えると
「不開示」という回答が返ってきた場合も含めて、
コスパ悪くないのではという気がしてきました。

年内にもう何通か送っておこうと思います。


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