一般家庭にパルスオキシメーターは不要 元看護師の見解


救急病院で看護師として長年勤務した経験を持つ野中しんすけ氏が、パルスオキシメーターについての意見を以下動画で発表している。



ズバリ結論として、パルスオキシメーターは(一般家庭には)不要とのこと。

一般家庭にパルスオキシメーターは不要


理由は、パルスオキシメーターを使わなくても、値が低く出るような場合、ほとんどの人は、息苦しさという自覚症状が現れるから

数値が正常だから良い!  正常じゃないから悪い!  と判断するのはナンセンス と、数値より症状を大事にするよう訴えている。


また、数値は低くても(94%、93%など)日常生活は普通にできている人がいて、何らかの疾患を持っているため値が低いという人もいるため、数値が低いから一概に悪いと言えないとも話している。

それなのにテレビが一定値を下回ると異常という報道をするため、無駄に救急車を呼ぶ人が増えることが危惧されるという。


何も自覚症状がないのに数値だけで全てを判断してしまうのはすごく問題


逆に数値ばかりに目がいくことで判断が遅れてしまう危険性も指摘。症状が現れているのに病院に行くのを我慢してしまう人が出る可能性もあるとのこと。


前回投稿で、コロナ患者の対応をしている保健所などの現場が、酸素飽和度が基準値を下回ると基本的には入院させる方向で動いていることを書いたが、こういう意見を知ると、素人ながらも、現状への疑問が湧いてくる。

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