utatane 2
僕らの星を見て欲しい
遥か宇宙に溶ける
情けない僕で泣いて欲しい
独り夜に祈る 忘れる前に
reason探しが昔から嫌い
地図もなき旅路 傷にキスし
舐め合うお互いのふざけた世界
遠い目した君の吐息の距離が近い
僕は君のリップに夢中で
乗り遅れてしまった宇宙船
あの日の嘘燃やした惑星 微睡みの着地は 不確定
君と僕 以外が溶け出して行く現実
爪噛む癖 直せない変に
ぼやけた視界 優 諦めた未来 意味なんて
後付けでしかない シーツ擦れる音
喧騒は耳に入らない
僅かな意味を知りたいときに
僅かな光が漏れた ねえ僕っていつ泣いてるんだろう 記憶すら無いの
微かな夢をみて欲しい
深い海に沈むような不思議な夢を見て欲しい
向かい風に摩いて忘れる前に
言語化なんてうまくできない
それなのにいつまでも深く溺愛
そんな自分がうざくてきらい
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