地域の「風土」に合わせた発展を。
インターンに来て、松本さんと話す中で心に思ったことを、忘れちゃうのでぼちぼちとどめておこうと思います。
数年前に尾道であった自転車競技の大会の話になったとき。松本さんが「この島でこれはできんなあ」と。理由を聞くと、「風土にあっていない」とのことでした。
それぞれのまちには、歴史があって、その中でまちの空気があって、人がいて、まちと人が持つエネルギーがあって、それに合ったものでないと受け入れられない。受け入れてもらえないと長続きしない。だからハコだけ作っても数年で人がいなくなる、というようなことが起きる。
ということでした。納得。
まさに「風土」。そのまちの「風」、空気と同調し、「土」にしみ込んできた歴史に沿い、つながりのあるものでないと受け入れられないという言葉に、「風土」という言葉の深さを感じました。
松本さんはシェアハウスやゲストハウスをはじめ、さまざまなまちおこしに関わっておられますが、最も大事にしていることの一つだそう。
自分のまちの歴史を知り、風土を知り、人を知り、それらすべてを愛しているからこそ、そのまちにあったものをつくり、長く愛されるのかなあと思います。
翻って、自分はまだ全然府中のことを知らないし、風土も全然知らない。地域活性を考えるのは、まずはそこからだと気づかされました。
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