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逆張りのオタクの2022アニメランキング

今年もこの時期がやってまいりました!2022年アニメランキングのお時間です!とか言ってたら2023年になってました。
時の流れって残酷ですね…。(面倒で貯めてただけ)
このランキングは独断と偏見の超個人的ランキングです。ネガティブ意見もそれなりにあるので受け入れる方は見てどうぞ。

10位

水星の魔女

オタク向けガンダム(百合)。序盤の学園での決闘あたりは他の作品でも見飽きたようなありきたりな部分があったので正直微妙に感じていたが、後半の大人側の陰謀がストーリーに絡み始めるとガンダムらしくなって面白くなってきたな?感が出てきて良き。後半クールの展開にも期待。

9位

チェンソーマン



言わずと知れた超有名作。ネットでは賛否両論あるけど自分は大分否よりな側。ストーリーと作画には文句は特にないんだけど演出面はテンポ悪くて微妙な印象。アニメ制作サイドがタツキの映画好きもあってか映画的演出をしてたらしいけど一視聴者としてはアニメを見にきたわけであって映画を見にきたわけじゃねーって感じ。後半はストーリーの良さもあってバトルなどが面白くて良かったけど、総合的にみると原作が原作なだけにもっとうまくやれたんじゃね感は否めない。

8位

オーバーロード


異世界ダークファンタジーの第4期。原作が小説なため尺が足りなくなる問題がよくあり、前回のクールはそこを失敗していた。今回のクールは見所が多く上手くまとまっておりギャグもテンポよく非常に楽しめた。ジルクニフの「武王頑張れ~!!!」めっちゃ好き。無難に面白かったです。

7位

モブサイコ 


ワンパンマン作者の超能力漫画アニメ。今回で完結ということもありかなり気合が入っていたきがする。特に演出面はかなーりよかった、具体的に言うと神樹編あたりでモブの日常が侵食されていく部分は軽くホラー。原作からそうですが変に長引かせずきれいに終わらせるのはいいなと思いました。ひて

6位

サマータイムレンダ


隠れすぎたダークホース、SFサスペンス。ディズニープラス独占のせいで話題性のかけらもなかったが、普通にやってればもっと評価されていたとは思う。この作品はいわゆるタイムリープものなのだが島に起こる事件とその謎を主人公が解いていく過程はサスペンスとしてよくできていてかなり満足度が高い。ちょっと残念なのは後半クールの部分。前半と変わって謎はある程度開示され敵との戦闘に入るのだが前半の良さが失われてしまっていた。問題点はキャラ部分の弱さで戦闘や人間ドラマ(恋愛、家族愛)あたりがかなり弱く感じた。否定的なことは言ったが総合的に見たらかなり面白い部類だとは思うので順位はここ。

5位

まちカドまぞく


きららの魔族と魔法少女のファンタジー日常。きらら系は中身ないがちだが、こちらはそれなりのストーリーがあり伏線なんかもそれなりに用意されていて声優が時々早口になるくらいには内容が濃い。日常ギャグも面白くキャラもかわいい。

4位

EngageKiss


丸戸史明(冴え彼女)のオリジナルラブコメ。話は主人公とヒロインで協力して悪魔達をたおしていくバディ戦闘モノ、似たもので言えばfateが近いと思われる。主人公は性格クズキャラであり人によっては不快感があると思うが、ストーリーは広げた風呂敷を1クールでしっかりまとまっていてうまくできているなという印象。1話時点ではよくあるバトルファンタジー系かと思ったが、話が進むごとに設定や背景が開示されていくので後半に連れて面白くなっていった。見る人はとりあえず3話ぐらいまで見てほしい。一応これからリリースのソシャゲの前日譚なので気になった方はそちらもどうぞ。

3位

時光代理人


中華サスペンス能力アニメ。中華系はあまり見る気はなかったのだが、あまりにあらすじが面白そうだったので見たらかなりの面白い。

繁華街の一角に佇む「時光写真館」。
そのさびれたドアの奥には、特殊な能力を持った2人の男がいた——。

写真館を経営するのはトキ(程小時)とヒカル(陸光)。
トキの幼馴染・リン(喬苓)を通じて顧客から舞い込む依頼を遂行すべく、
「撮影者の意識にリンクし、写真の世界に入ることができる能力」を持つトキと、
「その写真の撮影後12時間の出来事を把握できる能力」を持つヒカルはコンビを組み、
過去を引きずるクライアントからの依頼を解決していく。

『絶対に過去の改変をしてはならない』ルールのもと依頼を遂行していた二人だが、
正義感の強いトキはつい過去に干渉してしまい、
その行動はやがて少しずつ未来を変えていく——。

公式サイトより

基本的に1話完結で事件を解決しているので1話ごとに見どころがあり盛り上がるため満足度が大きく、ED前の引きが毎回いいのでそのクールでは一番続きが楽しみになっていた作品だった。一応悪い部分は謎の一部が2期に持ち越し的な扱いがあったのでそこだけ。オリジナル作品なら今年1の面白さだと思います。

2位

ぼっちざろっく

今年を代表する1作、バンド+日常系。原作はきららで陰キャの主人公があるきっかけからバンドを組むみたいな話。この作品の面白さはやはり主人公のぼっち。陰キャ設定ではあるがそこから発展した行きすぎた奇行に走るため、そこに存在するだけでおもしれー女状態である。もう一つは主人公の成長。一人でギターをひたすら練習してきており、実力はかなりあるが一人だったせいで周りと上手く合わせて演奏できないため最初は下手扱い、そこから主人公の精神的に成長と共に段々と実力が発揮されていく。努力が報われる部分は一定のカタルシスを感じれる、良い。
あとは曲が良いものが多くライブも楽しめてシリアスとギャグのバランスも良く演出なんかも良い具合の遊び心あるもので楽しめた。間違いなく今年を代表する一作。


1位

メイドインアビス


神アニメ。価値をテーマに置き独自の世界観を作り上げた第6層の話。過去のガンジャ隊と現在のリコ達との話からなれ果て村の成り立ちから終わりまで1クールでまとめきっていた。アビスらしく世界観エグすぎるし王道のファンタジーとしての面もある。キネマの作画、背景は高クオリティで久野ちゃんのファプタなどの声優の演技もハマっててどこを取っても良かった。原作が難しいのもあってこの作品に関しては個人的にはアニメ>原作。

終わりに

2022年アニメはいかがだったでしょうか。全体的に見たら豊作とは言えない気がしますが最後の秋アニメの勢いはすごかったですね。約束された神アニメだったはずのチェンソーマンは何とも言えない具合…、鬼滅にはなれなかったですね。ぼっちざろっくもそうですが「clover works」はパワー感じました。着せ恋、明日ちゃんのセーラー服も原作の良さを生かしてる感じがしました。あと個人的ベスト声優は久野ちゃんです。ファプタisキュート。面白かったらTwitterかnoteにいいねしたいてください。次回は未定です、では。

おまけ

話題になった割にはつまらなかったランキング

タイトルの逆張り要素が薄すぎた為こちらで補給させていただく。

3位

 パリピ孔明

paworks特有のクソ脚本によるテンポの悪さ。特にラップあたり。渋谷ジャックも結構文句言われてたけどリアル調の作品なのでその辺言われるの仕方ないよなーという感じ。この辺は原作から(改変してなければ)の問題なので仕方なさそうですが。自分は後半に行けば行くほど評価は落ちましたね。

2位

 ブルーロック


2022年ガバガバ大賞受賞。日本一のストライカーを作り上げる機関ブルーロックに挑むサッカーもの。
スポーツで体は資本なのにランキングに応じて飯が変わる。(最低クラスはご飯にたくあん)
ブルーロックが不合格した場合日本代表になれない。←そんなリスク背負わせる必要ある!?
年齢は高校生だが勉強してる素振りがない。←不合格で出された場合は学歴中卒。
11vs11のチーム戦を行なっていたが主人公チームにGKをずっとやってる奴がいる←全員FWのはずなのにやる気あるんか?

今年は理論立ててやってたアオアシがあったから特に気になってしまった。こんな無理な設定宇宙からサッカー星人攻めて来ないと無理でしょ。

1位

 リコリスリコイル


百合×銃×女子高校生。これに関しては自分が正直期待しすぎた、1話だけならとても面白いと思う。日本を陰ながら守り続けてきたDA、黒幕のような謎のアラン機関、千束の過去起こした事件など面白かなりそうな要素が凄かった。まどマギのようなセカイ系を期待していた。
実際には無理矢理なストーリーな展開でキャラが変な行動をしていたら後半はどこをたっても無理矢理さが目立つ。DAもアラン機関も大した活躍せず終わり、真島の「バランスを取る」の行動理念が人間の欲求に基づいてない+それに至る背景が謎なせいで共感できない。なろう系でありがちだけどストーリーのために登場キャラを馬鹿にするやり方は受け入れ難い。
セカイ系としてリコリスの存在を認知、確立していくと思ったらそんなこともなく無難に終わり結末を見てもうーんという感じ。
ガバイ部分は無限にあるけどキャラだけで見ればかわいいしストーリーも無理矢理感はあるがまとまった部分は評価できるけど期待値からの落差が大きかったため1位。

ブルーロックやリコリコがそうですがエンタメ性を重視するがゆえに「こうはならんやろ」みたいな部分が多いと自分はかなりマイナスになっちゃう。リコリコだと日本中にリコリスのシーンが中継されたのに全部今の嘘でーすで流された部分でこれで騙せる日本人バカすぎん?ってなるしこれまで情報統制してきたDAもDAがすごいんじゃなくて日本人がバカなだけでは?ってなるので作中のキャラや組織のレベルまで下げてくことになると思うんですよね。そうなると途端に作品自体がちんけなものに感じてしまう。
多少ならそこまで気にしないですけど多すぎるとやっぱり気になっちゃいますね。


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