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【ネタバレあり】終盤のあのシーン考察
各SNSで仲良くしていただいている方にはお馴染み(?)ですが、私はダイの大冒険 再アニメ化のアナウンスが行われた瞬間から、終盤のあるシーンを心待ちにしています。そのシーンとは…
〜以下、ネタバレ含みますのでご注意を〜
ミストバーンの本体ともいうべきミストがマァムの身体に憑依するという、当時の原作読者に少なからず衝撃を与えたシーンです。
事実上の魔王軍No.2にその豊満かつ清らかな身体を乗っ取られてしまうマァム。憑依された後も素敵なのですが、ねっとりと暗黒闘気を注入され、白目を剥き脂汗をかいて無抵抗にされてしまう…そして本格的な憑依が始まると、仲間の面前で白目のまま悲痛な叫びを上げてしまうところがたまりません。
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現在のアニメーション技術でこの場面を観られる日が来るとは思っていませんでした。ここでは放映前にそのシーンを考察してみます。考察すればする程、昨今のポリコレ的ハードルが高い気がしてなりません…。制作スタッフの皆さまに何とか頑張っていただきたいところです。
今のミストバーンの声は真バーン?ミスト?
これは「真バーン」でほぼ間違いないでしょう。ミストバーンが常時「真バーン」の声や喋り方だったため、「老バーン」との共通点からヒュンケルが真相に気づいた、という流れからもそう推測できます。
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作中の「声が変わった!?」の後がミスト自身の声で、それ以前は真バーンの声、という予想です。理由はわかりませんが、凍れる真バーンに取り憑いていたミストは、何故か真バーンの声や口調だったようです。正体を隠すならむしろミスト自身の声にしておく方が賢明だと思いますが…。ミストが誰かに取り憑いた場合、基本的に『取り憑かれた側』の声になってしまう。だからこそミストは凍れるバーンに憑依中にも真バーンの声で話さざるを得なかった、みたいな事情があるのかも。
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そして、あまりその辺の事情には詳しくないですが…声優さんの観点で見ると、子安さんが小物のミストで、真バーンはまた別の大物声優を起用、というのはちょっと考えにくいでしょう。
ミストマァムの声はマァム?ミスト?
私はミストマァムはマァムの声=小松さんが当てることを期待しています。ダイ好きTVでも小松さんが『周囲からのプレッシャーがかかるシーンがある』と仰っており、ラーハルト合流後の該当シーンはミストマァムくらいしかないのでは?と考えています。
しかし、声優さん起用の視点で見た場合、懸念がないこともありません。上記の通り子安さんが真バーン、別の声優さんがミスト本体だとすると、ミストの声優さんの出番があまりにも少なくなってしまいます。これを払拭するため、ミストマァムに声を当てる可能性もありそうです。ミストバーンの時と違い、マァムに憑依する際には既にミストが正体を明かしているので、マァム憑依後にミストの声になっていたとしても違和感はないでしょう。新アニメでは少々女子キャラに優しい扱いであること、などの理由から、残念ながらミストの声のまま話す可能性もありそう。
が、同じような声優さん起用の観点ですと、マキシマムに大御所の玄田哲章さんを起用されていました。細かな出演はあったものの、基本的には見せ場は1話で収まっており、大変豪華な玄田哲章となっておりました。このことから、大御所声優さんであっても出番を多めにする配慮などは成されない可能性が出てきました。小松さんミストマァムに一歩近づいたと言えましょう!!
マァムの声で「なかなか良い身体だ」と言われると『声も身体もマァムそのものなのに、全く別のものになってしまった』というゾクゾクがあります…ここは是非とも…
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そしてミストマァムの声を予測するにあたり、重要なのは原作での台詞のフォントです。ミスト本体の台詞は通常のフォントですが、ミストバーンとミストマァムはホラーなどに使われる古印体のようなフォントになっています。上記のように『今放映中のミストバーンの声=真バーン=取り憑かれた側の声=古印体』だとすると『ミストマァムも古印体=取り憑かれた側の声=マァムの声=やったーっ!!』という式が成り立ちます。また、ミストが自分の声で話す際は『ギロッ』としているシーンのみ。これもミストマァムが小松さん声になる希望になるかもしれません。
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非常時(?)のマァムといえば、ザボエラが化けたマァム(通称マムエラ)ですが、ここで小松未可子さんが見事にザボエラの口調をまさに模写する形で演じています。声優さんにとってもやりがいのある演技だと思うので、ここはぜひミストマァム=マァムの声でお願いしたい(切実)!
ミストマァムの肌の色は?
昨今、肌の色の表現に対して世間の目は厳しそうです。正しく表現しても、配慮して変更しても、高確率で「そうじゃない」と指摘される要素になっているようて、制作側も頭を抱えそうな部分です。大坂なおみ選手のアニメーションを例に挙げるまでもなく、非常に感度が高い表現と言えるでしょう。
今作もクレーム対策からか、特に女性キャラに優しい表現になっていることを踏まえると、原作通り「"黒い"マァム」とはならないと見ています。37話のザムザ戦以降は古参ファンと制作陣の魂の絆を感じておりますが、これは流石に高いハードルに思えます。
黒い肌対策としては、ダイの大冒険もドラクエの名を冠しているという視点で見ると「呪われしゼシカ」「呪われしマルティナ」など薄紫な表現があります。しかしこれはダイの大冒険の世界観では魔族っぽくなってしまうので却下でしょうか。
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などと考えつつ、毎週のアニメも楽しみながら気長に待ちたいと思います。
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