2回目の凍結胚移植

12月のリフレッシュのお休み月間を終え、2回目の凍結胚移植へ向けて、クリニックを受診し身体の準備を進めることになった。やはり1度ピルを服用し、生理を起こしてからの移植になるので移植出来るまで時間がかかる。もう少し早く移植出来るかなという期待もしていたが、焦ってはいけないと自分に言い聞かせた。時間があるということは身体を整える時間もあるということ。すぐに結果が出るものではないが、生活習慣を見直しストレスにならない程度に意識をして過ごすようにした。

12月から通い始めた鍼灸院。思い込んでいた痛みもなく、毎回身体がしっかり温まり通院した日はぐっすり眠れた。温かいアットホームな雰囲気と優しい先生たち、自分にはピッタリな鍼灸院だと思った。初めは緊張していたが、通院を重ねるうちにリラックスして寝てしまうこともあった。仕事の都合が良い時、予約が取れる時は週1回は通院した。自宅でも手軽にお灸が出来ることを知り、特に【三陰交】が良いと教えてもらいそこだけでも毎日お灸することを日課とした。鍼灸院に通い始めて、以前よりも基礎体温が整ってきたように思う。この時は移植の直前にも予約が取れ、しっかり施術してもらい移植を向かえることができた。

1回目の移植時に子宮の向きに難があることが分かり、今回の移植前にラミケンの処置が必要になった。初めての経験だったが思っていたよりも痛みはなかったが、何となく違和感はありしばらく鈍痛が続いていた。内膜の厚さから予定していた移植日よりも遅くなってしまったので、ラミケンの処置から移植日まで時間が空いてしまった。大丈夫なのか、少し不安になったが特に問題ないとのことだった。

むかえた2回目の凍結胚移植。尿を溜めておくことの感覚が少し分かり、水分摂取のタイミングや量も調整することが出来た。しかし、この時は2月。寒さもあってか、結構ギリギリだったのかトイレに行きたい感覚に追われている。スタッフさんにもエコーで尿の溜まり具合を確認してもらったのだか、「頑張りましたね」と言われてしまった‥。ラミケンの処置後ということもあってか、1回目の移植よりスムーズだったと思うが、他の人と比べると時間がかかったように感じたが無事、移植。おかえり、卵さん!この大切な卵さんがお腹の中にいる、一緒なんだと思うと本当に愛おしくて仕方なかった。