見出し画像

メギド72:オーブキャストどうしよう

 『メギド72』のオーブキャスト、どのオーブを獲得しようか迷っている、という話。

■ラッシュ

 オーブキャスト実装当時から候補にあって、現在持っているのは、攻撃力アップの強力な「ハイドン」と、自身にチャージ+アタックを追加する「奏響ヨハネス」、自身にチャージ+スキルを追加する「ジャズィー」。

▼アナキス

 単体にスキル追加+強化で、文句なしに強力なオーブ。これまで「マジックラット」も「いたちブラスター」も散々使ってきたのだから、当然これも使えるはず。

 たとえば、盾役メギドの「かばう」をフォトン状況によらずに維持できる(しかも強化状態で)という動きが極めて強力。あと、スキルで殴るメギドに、いかにスキルを使わずにスキル強化を付与するか、という問題の回答でもある。

 ただ、なんというか「普通に強い」ので、このオーブを入手して、できることがどう増えるのか(上で挙げた例はいずれも従来の動きの確実性や効果量を増すものであって、手段そのものが増えたという話ではない)、というのが優先度の上がり切らない理由。多分、実際にオーブキャストしちゃえばとても強い、という印象になるのだろうけれども。

■カウンター

 オーブキャスト実装当時から候補にあって、現在持っているオーブは無し。フォラスもナベリウスもいないカウンターは、どうしてもオーブの優先度が下がり気味。が、逆に言えばそれが実装できないぐらい優秀なオーブ揃いということでもあるので、候補ばかりが多い。

▼ネクロス

 素早さ上昇特性+自身にスキル追加&1回攻撃無効、という「盾役メギドが相手の先手を取って安定してかばうを使用する」ためにあるかのようなオーブ。盾の切れ目が命の切れ目、というのはメギドの戦闘における鉄則でもあるので、なるほど強い。

 が、スキルの安定供給という話であれば、前述のアナキスみたいな「他のメギドからスキルを供給する」という方法もあるので、盾役メギド自身にそれを持たせることが正解か、というそもそもの話がある。(アナキスはナベリウスに持たせる前提になるので、ワントップでできないじゃん、とか色々問題はある)

 このそもそも論を後押しするのが、盾役用のオーブは他にもあるということ。敵の使ってくるバッドステータスに合わせた耐性特性持ちオーブ各種に、ダメージカットの閾値を上げる「モグラ・マグラ」をはじめとするHP上昇特性オーブ、自動かばう特性持ちの「サタニックリブラ」、あるいは防御力を火力に変換する「槍の幻獣体ブニ」「ベインチェイサー」等。既存選択肢の強さと、他の手段で補える点が、どうしても選択を躊躇させる。

▼ハニワキング/チーフブレーダー

 防御を90%無視する特性が強力なアタッカー用のオーブ。特に技も強力なハニワキングの方。ただ、防御無視はバーストなら普通にMEや技でできるし、カウンターでも68%無視の「ホーリーフェイク」があるので、優先度が低い。

 あと、メギドの戦闘思想として、そもそも防御力が高い相手を防御無視でブチ抜こうとするのが間違っている、というのもある。怒闘や錬ボムのような桁違いの大火力だったり、狂炎や固定追加ダメージ、点穴のような防御力に左右されないダメージだったり、対防御力戦術は選択肢多いので。

▼マクベス

 4連続雷ダメージを叩き込む雷アタッカー用のオーブ。かつて「火ダメージ+突風はバースト、雷ダメージ+滞水はカウンター」みたいな思想がぼんやりと存在していた頃の産物で、ウチのアジトではシャミハザぐらいしか使い手がいない。

 CTと適性のあるメギドの関係で「ミノソンPTにシャミハザを起用し、敵が3T目にも生きている」場合のためだけのオーブ、ということになる。狭い、狭すぎる――が、しかし強い。この間までなら、そもそも万雷の加護が3T目まで維持できないので無用の長物だったのだが、「アーティ」をオーブキャストしたことで一気に優先度の坂を駆けあがってきたところ。
(この手の、シナジーで優先度の上がるオーブ、見落としているだけで、他にもあるんだろうな)

▼エンジェリル

 自身を生贄にして自身以外の全体を蘇生する技と、自身が蘇生した時にスキルを追加する特性を持つ、あまりにトリッキーなオーブ。カウンターで蘇生と生贄を操るということは、勿論ネクロ戦術のためのオーブである。死はアドバンテージ。

 勿論、ネクロ以外では癖が強過ぎて容易に使いこなせないオーブなのだが、ネクロPT自体は攻撃の激しい強敵相手によく起用しているので、使用頻度はそこそこになるんじゃないかという算段があり、優先度が宙ぶらりん。

■バースト

 オーブキャスト実装当時から候補にあって、現在持っているのは、全体覚醒+1の「ボーパルバニー」と、地形の持続ターン+1の「アーティ」。

▼カミハカリ

 全体に1回攻撃無効のバリアを張るオーブ。間違いなく強いのだが、いまいち交換優先度が低い。「ボーパルバニー」もそうなのだが、カウンターに下位種のオーブがある(「ボーパルバニー」→「ヒュブリーデ」、「カミハカリ」→「ホーリーフェイク」)ので、そちらで事足りることが多い。

 で、両者の一番大きな違いはフォラスの特性によるCT軽減なのだけれども、「ボーパルバニー」は覚醒+1なので毎ターン使うこともあるのに対して、あくまで敵の攻撃に合わせて使う「カミハカリ」はCT減少がそこまで有効じゃないというのもある。
(あと、1回攻撃無効が言うほど防御手段として万全じゃないというのもある)

▼ポルック/バロンニャー

 全体HP回復回復オーブ。列統一PTと列回復手段で補ったり、ヴィネ様やおかーさんのような属人性の高い全体回復手段を使う/使えるため、彼らの利点が汎用性ぐらいしかない。ファロオースのCTが2だったら、フォラスに持たせてCT1になるという利点があったかもだが。なので、当初は候補に挙げたけど今は全然。

▼迅狼ルプス

 自身にスキル追加+強化というめちゃ強技と、ステータス強化の効果量アップ特性を持つ強力オーブ。スキルで支援/自己強化するメギドなら「フォトン強化で効果1.5倍+特性で効果量20%アップ」の支援が飛ばせる/自己強化ができる算段になる。

 で、間違いなく強いことは強いのだが、どういうPTでどういうメギドが使うのか、ということのビジョンが見えてこない。フォトン追加なので実際にスキルを使うのは2巡目以降になる辺りが、絶妙に使いにくい印象がある。それでも問題ないメギドのためのオーブということになるのだけれども、それって誰だ? という。スキルアタッカーかつ、そのスキルに自己強化がついてくるメギド辺りが候補になりそうではあるのだが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?