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三千年来の神代開き

『先代旧事本紀』の編纂は聖徳太子

「神・儒・仏」※仏法僧の三宝に非ずの「三法」を
「鼎の三本足」に譬え「日本神道」とし、

「神道」を「根幹」
「儒教」を「枝葉」
「仏教」を「果実」


に譬えたと記される。

「篤く三法を敬へ(憲法第十七條)」
日本神道は「我なし、故に我あり」


その「三法」の「一」である
「三部神道」を唱えたと伝わる。

一には、天物染命アマツコヤネノミコト宗源カンツモト
二には、天太玉命アマツフトダマノミコト齋元カンツイミ
三には、天八意命アマツヤゴコロノミコト靈宗カンツムネ

この三才を「三部神道」と申す。

従って『先代旧事本紀』の構成は、
天皇家と古代六家に伝わる秘録である。

天皇家天照大御神の内録」を中心に
吾道家天思兼命の神道の経典」「忌部家天太玉命の祭式」
中臣家天児屋命の祝詞と教義」「物部家饒速日命の軍事」
「卜部家の太占」「三輪家」「出雲家」等

「神の教えそのもの=神文」
であると申せる。

今回の主題は「”吾道家”の謎」

しかし…

古代六家の上席として
必ず筆頭に名が挙がる

「吾道家」というのは
どうも聞き慣れない...

あなたも初耳では?

三部神道の根本の中の根本である
「天八意命=吾道の大神=思兼命」の
「靈宗道」を開き継ぐ家系なのに...なぜ?

『旧事本紀』には
「科野國の吾道大社」と記されるが、

ほとんど手掛かりが無く、
謎のままだった…

それが今回、安曇野に赴き
「三千年来の神代開き」の際、

「吾道家の謎」
「昼神の智恵」が

Unlock!!🔐
ㅤㅤ

天八意思兼命あめのやごころおもいかねのみこと」と
「吾道家」のルーツの地

「昼神(元戸隠)」

縁あって導かれ
新たな扉が開かれたのだ。

日本神話の中で、知恵の神として登場する「天八意思兼命」は、昼神の地の出身です。名前の「八意(やごころ)」とは「様々な人の知恵、思慮」を意味する言葉で、一人で何人もの人の思考力を持つという意味です。

天八意思兼命は、天照大御神を「天の岩戸」から知恵を絞って外に連れ出し、闇から昼を取り戻した神として「昼神」と名付けられ、地名となりました。そののち、曲尺(かねじゃく)を発明し、「知恵の神様」として今なお崇められています。

昼神の地名の由来書より
天八意思兼命=昼神=吾道家の祖

三部神道と申すは、
一には宗源道、是は天物染命を元祖とす。
二には齋元道、是は天太玉命を元祖とす。
三には靈宗道。是は正く此大神八意命是なり。

宗源は理極、齋元は事極、靈宗は合道、心法の極と申して、開天の間天神七代の旨を説を宗源とし、盛天の時、地神五代の道を説を齋元とし、喪天の世、人皇万代の理を教を靈宗とす。

次第を言えば、宗源、齋元、靈宗と言っても実は靈宗をもって真実とする。此の靈宗の道を明るめ、知らされれば、宗源、齋元、共に我が手に入らない。此靈宗は心学にして、天照太神の教え、神道修行の事を司り、凡夫を導て神仙に成れる道である。そのため、此吾道の大神は八百万神の中には第一の智神、功神、仰き崇むべきである。

『吾道宮縁由』

『旧事本紀』と『吾道宮縁由』を相照らすと、

忌部家(天太玉命)は 祭式を、
中臣家(天児屋命)は 祝詞と教義を、
吾道家(天思兼命)は 靈性開発(鎮魂帰神)を、

神道の根幹を三家系で分担していることが覚る。

特に「靈宗」は「人皇万代ノ理」を教うる。

「宗源・齋元・靈宗」の三部いえども、
実は「靈宗」をもって本とする。

この「靈宗」の道を修めなければ、

「宗源」と「齋元」も
会得することはできない。

神道の根本経典『神教経』の體は「天思兼命の教え」

全てを言挙げし
後世に叡智を遺さんとする

『旧事本紀』ですら、

「この一心靈宗道ことばを以て之を教え可らず。」

わずかにも言にしたまうときはあたらず。」

聖神天八意命、語りたまうこと無くして
悉くその心をあらわすの間に応えせり。」

「靈宗」だけは徹底的に説かない姿勢を貫く。

天祖に賦与されたミタマの
あやしきがはたらくとき、

御託を並べなくとも、物言わずとも、
「心をみそなはす者の消息ありさまにおいて知らされる。」

よって、
理屈云々で判るものではないので、
議論は止めよう、行為でみせよう。

やみなん、止、すべからく之れ解くべからず。」

この心を汲み取れるか?と静かに問いかける。

吾道大社の石碑
碑文(写し)

神話を物語として読むこと
情報として取り入れていくこと
神名と地名を知ること...

全て重要なことである。

しかし、何よりも一番早いのは
舞台となった現地に赴くこと。

神話の舞台の地に立ち、

我が国の神話が
この場所で生まれたのだと

肉体で五感で直接感じるのが一番☝️

オモイカネさんの導きのお陰様で、

『旧事本紀』でどうしても
ずっと読み解けなかった暗号が解け

いま次々とイメージが湧いている🔥

「靈宗道」の発祥の地に埋め込まれた
己のミタマのスイッチを押されたのかも💡

神道の根本経典『神教経・宗徳経』

2020年とある道場を修了してはじめて
読み解くことができた古文書の例もあり、

今回もまた同じ現象⚡️

近年の熟読本は『旧事紀』『由来記』のみ

ルーツを紐解き、

パスコードを掘り当て
暗号を解除しないと読めない

世にも奇妙な神文...

ただし、自分の主眼は、
謎解きでも研究でもなく

「創造的継承と現実創造」
→【古代叡智の
御開帳と実用化】

即ち、天の喜びを
地に顕すことにある❣️
ㅤㅤ

金龍(わだつみ)の宮

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