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千古の教場を去るべき時

現代は時代の過渡期

旧い時代と訣別し、
新しい時代を創ってゆく時代。

西洋の理性の時代から
東洋の感性の時代へと変わろうとしている。

西洋の機械的特徴を
東洋の精神的活力で調和させていくのだ。

世界文明の中心は、今まさに、
東洋の入り口である日本の真上にきている。

そのために、今や人類は
「千古の教場を去るべき時」を迎えている。

ちょっと不遜な言い方だが、

「釈迦やイエスがなんぼのもんじゃ」

というくらいの気持ちで、

「温故創新」で次の時代を創る
新しい哲学や思想軸を編み出すとき。

しかし、故き教えをたずねて新しきを知り
学ばなければ包み超えることはできない。

新時代にマッチしないものを見極め
本質以外は廃棄しなければならない。

いつまで学ぶ側に甘んじているんだ?

※ 尤も知って手放すのと、知らず捨てるは違うが...

要は、要らなくなるまで要る(笑)

古い教えを活かす活学だけでなく、
それを包み超える「創造的継承」を目指す。

21世紀における我が国の3大テーマは...

①「欧米中心主義という歪み」から
「共生文明の共同創造」へ

欧米を崇拝し、東洋・日本の卑下から
東西文明の長所を統合した新しい世界へ

②「欲望民主主義という歪み」から
「自律・互恵社会の建設」へ

人民は王様、横並びの責任者不在国家から
民が主とし助け合うゆいの精神で生き易い世の中へ

③「膨張資本主義という歪み」から
「公益経済の確立」へ

お金が全て、弱肉強食の呪縛を脱却し
公益によって豊かさの偏らない社会を

時代の「思想軸」は、
理性を原理にした画一の時代マニュアルから、
感性を原理とした個性の時代オリジナルへ移り変わる

しかし、残念ながら我々の人間性は、まだ
画一性を要求する心情から脱却できていない。

組織では、
同じ価値観を持った人間としか
一緒に仕事はできないと言われ、

夫婦も違いを理由に離婚し、

子どもたちも異なるものを排除し
イジメをやめることができてない。

宗教戦争をはじめ、
あらゆる対立は「違い」から生じている。

これからは
「違い」を理由に対立するのではなく
「違い」を包み超え成長と協力に変えるべく

矛盾をシナジーに変える統合力が必要だ。

今人類を襲っている56789や自然災害
放射能や戦争問題など不幸な事態は、

異なるものを持った人間同士が
互いに助け合い、協力し合い、学び合って
活かし合って生きる能力と人間性を開発し、

人類の人間性をもう一次元上昇させよう
生きとし生けるものを靈的進化させよう


そういう意図の下に歴史が人間に与えた課題。

そして、人類は、
この歴史的課題を乗り越える努力を通してしか

本当に平和な世界や社会を
創造する力を獲得することができない。

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