日本人は【三種の神器】を備えなさい
日本には天皇が代々継承する
「三種の神器」が存在する
・八咫鏡(やたのかがみ)
・八重垣剣(やえがきのつるぎ)
・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)
※「八(YA)」は、
天皇・国家・神々に捧げる聖数なり
この神器を代々
国を治める象徴とされているが
「己の行い、心を常に振り返る象徴」 が鏡
「国が乱れた時は剣を持って
言向け和し、平定する象徴」 が剣
「神代から続く国家経営理念の象徴」 が勾玉
この三つの要件が揃って初めて
大八洲を安国と治められると考えられている。
この神器の意味はあくまで
「天皇」という立場上での意味だが、
私たち日本人も同様に
「三種の神器」を備える必要がある。
なぜなら、国家とは 、
国民が天皇と心を一つにして
はじめて安国として治まるから。
その理念を共有しておかないと
国家はバラバラになり
いつの間にか外国に乗っ取られてしまう、
または国中が乱れに乱れ切ってしまう...
危機的状況になりかねない。
明治天皇が教育勅語を出された時代背景には
江戸時代まで尊んでいた精神性の部分を忘れ
西洋価値観(拝金主義)に染まっていく
当時の日本国民の状況を見て
陛下が将来をご心配されたために
出された教育方針でもあった。
あれから130余年。
恐らく、当時陛下がご心配されていた通りの
日本人の姿になっていることは
誰が見ても納得する所ではないか。
「分かっているけど、
どうすればいいのか分からない」
落ちる処までに堕ちているのではあるまいか。
この激動期を経て
「元の日本」に建直していくには、
「国民の教育」「人格育成」が基本となる。
特に、三種の神器に即せば、
鏡「日々己を省みる心=精神性・霊性の向上」
勾玉「ト(瓊)の教え=神則・天道の教養」
こうした神の領域まで踏み込んだ学びを
人間学・人格形成の教養として
修める環境をととのえる必要がある。
剣に関しては、既に一般教育で学ぶ
計算や科学など実学で置き換えられるが、
やはり三種の神器の観点に即せば、
明治以降の日本人は
三種の内の「一つ」しか修めていない
非常にバランスの悪い状態といえる。
だからこそ、三つの領域を
同時進行で取り扱う「帝王学」として
①歴史・神話(神則学・霊学の領域を含む)
②インテリジェンス(現実世界の問題・課題の根拠を分析する)
③人間学・経営学(知を統合的捉え、実生活に生かす)
今の日本には、
現代の三種の神器の領域を
バランスよく学べる環境、
教導できる人財の育成が急務である。
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