見出し画像

実写で描かれる新本格ミステリアドベンチャー ゲームレビュー「春ゆきてレトロチカ」※ネタバレなし

今回レビューするのは「春ゆきてレトロチカ」開発スクウェア・エニックスなど販売元スクウェア・エニックス

科学者が実家の謎である「不老の果実」と実家にて発見された「白骨死体」の調査を依頼。この二つの謎を解いてゆく。公式がプレイ動画及びスクショ禁止故、バレなしでレビュー。筆者は逆転裁判やダンガンロンパプレイ歴はあるがミステリーアドベンチャーカテゴリ初見プレイ プレイ状況 クリア

評価点

①実写ムービー 過去編では当時の情勢語り⇨舞台と始まりになるので入り込みやすく、その時代にあった出来事の細かい解説は第一次世界大戦やバブル崩壊などがあり、解説はないがCOVID-19の記載まである徹底ぶりでムービー中はログ、一時停止、5秒巻き戻し、冒頭に戻る、人物簡易紹介などが下の欄に詰め込まれており、ついていけなくても自分のペースで物語を観れる。俳優達の演じる物語は違和感なく続いてBGM切り替わりもよい。

②解決編 謎+手がかり=仮説になるのだが結びつきが分からなくても図形模様が同一の手がかりを謎に結びつけることで仮説がわかる親切設計。的確な仮説もあれば感情論ありきの仮説やありえない仮説まであって推理ミスするとシリアスBGMから愉快なBGMやツッコミやプチ劇場がはいるものも。なお主人公はミスすると恥ずかしがってくれるのでこちらも恥ずかしくなるのはいい。評価は下がるがヒントもらえるのでわからずじまいになりづらい。

③ストーリー 肝心のストーリーも良かった。ネタバレ禁止通達あるだけはある出来。怒り、悲しみ、驚き、切ないミステリー物語になっており必死になりたくなる時もあれば怖いひと時も。

問題点

①UI及び操作性 上述した図形模様で当てはまる親切設計は逆に言うと、手がかりを当てはまる部分が決まっていて正解あってるようにみえてはめる場所が違うで残りの部分探しに時間使う、手がかりを空白に埋める部分もボタン押しながら手がかり移動のため操作しにくい。

総評 2022年現在において公式がネタバレ禁止通達する珍しい作品。筆者はミステリー及び推理がとても苦手でクリアできるか不安だったが推理や演出が楽しく進めれてクリアできた。パッケージなどの桜と灯篭流しに惹かれたり、推理が初めての人などは是非プレイしてみてほしい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?