ゲームレビュー「わるい王様とりっぱな勇者」
開発販売日本一ソフトウェアの前作「嘘つき姫と盲目王子」のスタッフが手掛ける絵本を旅するRPG。勇者になりたくて修行をする勇者の娘と、倒されることを願う育ての親の王様の物語です ゲーム進捗ストーリークリア
ネタバレほぼなしでレビューします。ではいい点から
①ストーリー ゆうがとにかく健気で、章が終わる時の寝姿は可愛いの一択しかない。成長物語として色々なことがゆうに襲い掛かり、それを乗り越えるゆうが可愛い。
②世界観とBGMとキャラクター 絵本のようなタッチの背景が可愛らしい。詳しくは書かないがダンジョンごとにかなり背景色が違い時に癒され時に恐怖を誘う。BGMもそれぞれのダンジョンに合い楽しむことができボス戦BGMは迫力もの、最後のボス戦BGMは是非自身の足でたどり着き聞いてみてほしい 武器によってキャラの武器見た目が変わるのも〇
③ひとだすけ ひとだすけにも小さいドラマがあり達成すれば魔物たちは喜び、ゆうがニコニコ引き受ける様もいい。
悪い点 ①戦闘面 行動決定後数秒戻れる猶予は誤爆防止でいい点ではあるがそれ以外はシステムが古く攻撃に派手な演出もなくBGM以外魅力が薄くほぼワンパターンになりがち。
②散策の遅さと単調さ 歩く速度がかなり遅いのにマップが広くアイテム拾いにいくにも遠く一本道だらけでしんどくなってくる。 レベル上げれば走ることができるマップが増えるがそれでも遅く、エンカウントゼロにするアイテムもなく出にくくするアイテムしかなくどうしてもエンカウントし、誰を仲間にしても画面上は一人しか映らず先述した難ありマップを一人で駆け回り、特定キャラがいないとすべてのマップが埋めれないのも痛い。ひとだすけがパシリなのでまた歩き回り世界観気に入らない限りストレス要因に。
総評すると単調さがかなり目立って、世界観とストーリーがシステムとあっていないように感じハマれなくて、謎解きはなくても前作のように仲間と一緒に歩いて見えるようにするだけでも違ったのではないだろうか。世界観に浸りたい人以外には手放しで勧めれない作品と評する。
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