ドキドキのストーリーと戦闘が楽しい！！「龍が如く8」

開発龍が如くスタジオ販売SEGA。筆者の龍が如く本編プレイ歴7と7外伝クリア
クリア状況ストーリー、スジモン、ドンドコ島、エンディングノートドラマクリア。致命的なネタバレなし。

言葉と人情要素が詰まったストーリー

物語は昨今の告発や投稿などの配信と色々な面を兼ね備えた言葉で彩られて、配信やハワイの大事でどん底に落ち這い上がる春日一番がどんな目にあっても終始信念に従う生き様がとてもかっこいい。そんな春日一番に影響されゆく周囲や仲間達の成長と言葉の偉大さと恐ろしさでとても暖かく怖い意味でドキドキする。最後の戦いと明記される桐生一馬が最初は殉じるつもりの行動が、異人町の春日の仲間と関わり行動していく中で足掻き明るくなっていく。この仲間の中の一人難波は、桐生さんへの寄り添い描写が多く、前作のこと思うとここまで優しくて世話がいいのすごい思えるぐらいに。今作も敵が変身して見えたりファンタジーなものが見えることを生かした演出がいくつかあってとても感動した。

まさかここまでとは思わなかった

戦闘面の充実

前作で回復や敵に対して有効打無しで他のジョブにしたくてもできなかったのが、今作は絆レベルを上げることである程度他のジョブの極技使えて弱点がつきやすくなる、臨時回復もできるなど戦いやすくなって快適になるのを実感できる。位置取ができるようになって絆による連携攻撃に追い討ちに落ちてるものを使って攻撃など極技に頼らずとも位置を決めれば火力を叩き出せ、加えてそれらで貯まった絆ゲージで特有の絆技と桐生ならばアクションによる殴りまくり高火力でねじ伏せられ、春日なら高火力全体&バフと目に見える恩恵を感じやすい。総まとめしてずっと戦いたくなる出来。

充実度高いサブ要素

サブストーリーは変わらず楽しく、過去に何かしらしたことの話やメタな事情、面白さに寄ったところ、中には謎の壮大なBGMなどあって楽しい。シリーズお馴染みのミニゲームの豊富さに加えて今作のカラオケが登場メンバーが多く曲盛り沢山で遊べる幅がきき、クリア後追加要素もあってそこの楽しみも良かった。ドンドコ島はバットを振り回したり豪快に魚をとって素材を集めて、島を綺麗にしていくのと同時にビルや遊具や豪華なものをどんどん作り自分なりのクラフトもできる快適さと自由度の高さに夢中になり、本編無視で遊べる中毒性がある。今作ダンジョンが潜るたびにマップが毎回変化し、道中武器の強化アイテムやジョブ経験値アップアクセサリーが拾えて突破及び全員救助に成功すれば主に質の良い防具が手に入り、下の層に潜って行くたびに落ちてるアイテムや報酬も豪華になるためモチベーションが鰻登りに上がり潜るのが楽しくなってくる。エンディングノートでは所々神室町大好きなところと桐生さんがこんなことしてたのと和むし笑える。ただ過去作プレイしてる人には申し訳ないが伊達さんが一方的勧誘や心情決めつけすぎの万能おせっかいに見えて鬱陶しかった。言葉少ない桐生さん故に一方的になるのも仕方ないけれど。

ここまで大きいものも作れる

このエピソードが過去にあったのかと
驚くものも。

親切と音楽プレイリスト

一部選択肢に推奨レベルがあって初見キラーされにくく、敵が倒せるかキツイか危険かの
明確なアイコン表示がミスする要因を下げてるのはとても良く、音楽プレイリストでゲーム内ラジオか特定ミニゲーム景品で手に入るアトラスやSEGAのBGMを街やダンジョンで聴きながら歩けるため退屈せずに済む。

ここまで書いてある。安心

満足点高めだが細かい粗

ストーリーでジョブ変更や絆覚醒などが全て解放されるまで何章もかかり、まだかまだかと不満で、キャラの描写偏りがあり、あるキャラがストーリーに現れる時期が遅く目立つ箇所はあるものの描写が少ない、影響力あった人物なのにその見た目に至るまでの過程がなくていつの間にと疑問となる部分がある。いくつかのサブストーリー出現場所が周囲に道を通れば戦闘開始しそうな敵いて戦闘しかねない割に、
サブストーリーの敵は周囲よりレベル低く
敵を無視する手間が面倒。海のゴミ拾いはキャラの貴重な泳げる描写は見てて気分いいが交換所の物が欲しい場合ひたすら泳ぐ潜るしかなく誰でもできる反面効率化全くできない虚無の面が辛い

総評とても楽しいストーリーと充実の日々でした

ストーリーは主人公サイドの人情部分強調して敵側の不穏さに先が気になる出来で、
戦闘は戦略性とやれることが段々増えてゆくのが実感できてとても楽しく、レベル上げることに面倒さを全く感じずのびのびと進めれて合間のサブ要素の充実もあり満足しかない。是非プレイしてみてほしい。

余談　過去作プレイの必要あるか否か※主観多め鵜呑みにしすぎないように

今更かよというツッコミは無しで
さてここで気になるであろう前作プレイしたほうがいいか否か問題なのだが、本音を言えば筆者がしたように難波の変化を知ってほしいから7、7外伝から8をしてほしいが、シリーズ初見でも過去の大雑把なおさらいや1章が春日一番と愉快な仲間達の仲睦まじい日常を描いて仲良し描写、エンディングノートで過去の出来事紹介があるなどゲーム内で考慮してあることからいきなりしても問題ないとは思う。