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現実と夢を行き来する伊達鍵とアイボゥの物語 ゲームレビュー「AI ソムニウムファイル」

今回レビューするのは「AI ソムニウムファイル」開発販売元スパイクチュンソフト ※このゲームはCEROZ18歳未満に対して販売禁止ゲームです。R18要素思われるものとしてエロ(小中学生並み 本番はない)、切断、血飛沫、生の目玉、惨死があります 苦手及び18歳未満はここで回れ右でブラウザバックどうぞ








伊達鍵は被害者と面識があるということで事件の現場に行くとメリーゴーランドで死んだ被害者が馬に括られていた上に左目をくりぬかれていた。殺害した犯人捜しのため事件を調査していく。筆者プレイ状況ストーリークリア

いい点

①ストーリー スパイクチュンソフトお馴染みのSFと推理の融合ストーリーで調査→秘密を抱えた証人の夢に飛び込むシンク→調査(以下ループ)になっていてマルチルートエンディング真エンド付き。夢に飛び込むシンクでは現実とは違って見たものが突然変わったり血飛沫がたくさんかと思えば、再現風ドラマだったり何故かノリにのった進み方したり時にシリアス時にコミカルに調査をしていき楽しくドキドキでき、夢でみたきっかけの違いでルートが分岐することもありあるルートでは無事なキャラも惨死したり放浪したり悲惨な目にあったりカッコよかったり、どのルート行くにも興味津々だった。もし分岐選択ミスしても、いつでも通ってきたルートを戻れるし移れるので安心してほしい。

②ギャグとアイボゥの可愛さ 調査、シンク含めギャグとエロがかなり含まれておりベンチを見て嫉妬、パンダを見て自社ネタ、土壇場においてはエロ本でパワーアップというかっこいいのに笑うしかないことも起きてシリアスな本編のいい塩梅。またシンクしたアイボゥが伊達鍵のために登場時笑わせにくる演出、多数のパロネタお披露目の優秀なのにギャグもできてとにかく可愛い。


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問題点

①選択肢水増し アドベンチャーゲーム仕様上、様々なルートを通ることになるが、選択肢全部選ばないと先に進めない盤面で進展なしの会話しないといけない場所がかなり多く水増し感がだるかった。

②後半のSF要素 物語が明るくなってくるにつれてあるSF要素が明かされるが何でそうなるのかわからぬまま物語が終わる。どうにか解説あってはほしかった。

賛否両論点

①真エンド エンドを迎える前に演劇ラストのように皆で設定ガン無視ダンスをしだす。エンドに伴い曲の歌詞がアレンジされていてこれまでの苦労と盛り上がりから達成感と晴れやかな気持ちにはなったが設定投げて急にファンタジー要素持ち出す(アイボゥ映像なのに影があるなど)ため人によっては感傷に浸ってるところに水を刺される印象になるかもしれない

②シンク ドアを開けるのに覗き込んでみたり再現性で謎が明かされたり高速回転物体や生身の肉体があるわけでもないのに血が出るなど現実ではありえない現象でホラー感増して楽しいがシステムが詰まったら総当たりで正解がわかるなどシステム面が古い。

総評 ツッコミどころは所々あるもののストーリーと伊達鍵とアイボゥの仲良しこよしはとても高評価。刑事と相棒ものが好き、SF要素が好きな方は是非プレイして見て欲しい。

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