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誕生譚としては良かった「マダム・ウェブ」

映画予告を見ていて蜘蛛要素がないのに蜘蛛要素はどこから来るのか疑問だったため視聴。


誕生譚としての流れは綺麗

色々なことを目にしながらも流れる日常、だが生死の境目を彷徨う出来事から自分の身に起きることに戸惑いと、怯えながらも前に進もうとして、
救急隊として予知により目の前で死ぬ人の未来を見て見捨てて置けなくて全力を傾け、必死なキャシーウェブの成長と勇気がとても良かった。

キャラに思い入れにくく悪役が引き立てにしかなってない

ツッコミどころが多すぎて没入しづらかった。キャシーが少女を悪役に殺させない方法として大胆すぎることを結構する。予知以外情報皆無だった状態なので許容はできるものの、悪役がせっかくのチャンスを自ら消したり確認したのに無視したりポンコツが目立つ。少女3人が身勝手がすぎることが多すぎるし、危険なのに思いつきそうな対処をせず狙われたり思い入れができない。悪役の声優が子安氏で声に威圧感あったためやることポンコツながらも怖かったのは評価する。

ミステリー要素は皆無。世界観も雑

襲ってくる悪役が即判明したり、謎なことが起きないためミステリー要素がおそらくないと承知してたが、騒ぎがあったのに指名手配ポスターすらなく、情報網監視されてる割によくできたな思うところあったりと違和感が拭えなかった

こき下ろしはしないが成長譚以外が酷い

マダムウェブの誕生譚として確かに良かったもののミステリー要素皆無でそれ含めて他があまりに雑すぎて困惑もあった。
終盤のアクションやエピローグは良かったためミステリーに期待せず
軽い気持ちで観るには十分という印象。



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