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令和のネットが舞台 ゲームレビュー「NEEDY GIRL OVERDOSE」

レビューするのはswitch版「NEEDY GIRL OVERDOSE」開発Xemonoなど販売WSS playground 買うきっかけは可愛らしい超てんちゃんとマルチ破滅エンド紹介が一緒の公式ページから。

承認欲求強めの少女が100万人登録の配信者を目指すゲーム。可愛らしいパッケージとは裏腹に鬱や病んでる系の描写がありそれらも評価に入れるため苦手な人は回れ右しましょう。筆者プレイ状況全エンディング踏破

注意多めだがこの通りのゲーム性ではある





 
評価点

①令和のネット再現性 スタート時に配信準備をして魔法少女アニメさながらの変身をしてから配信になるのだがあめちゃんがジェルばんはと配信主さながらの挨拶をし配信が進みプレイヤーはよくないコメントをモデレーターのごとく消したりあめちゃんに見てもらうコメントを選んであめちゃんの反応を楽しめる。そして配信後の来てくれてありがとうツイートにつけられるリプとクソリプからの本音裏垢ツイートといい本当に配信してる再現性が高くのめり込めやすい。そしてエゴサしてみたり誹謗中傷やネットのスレッドでの悪口、出会い系などネットの闇部分も表現されておりのめり込みやすい。配信ネタはお出かけして発見したことやゲームや都市伝説話にちょっとエッ〇なネタや陰謀論にASMRなどあるがゲームや雑談配信はフォロワーが増えにくく病み系やエッ〇な過激な配信がフォロワー爆増しやすいのも再現性高くネットの皮肉ながらも納得しかなった。某実況のパロディとして饅頭超てんちゃんも可愛い。

某実況のパロディ
表向きには明るいが裏では本音

②ファンアート 今作はかなり人気で大量のファンアートがあるがエンディングを迎えるたびに開封されるようになっており色んなあめちゃんや超てんちゃんイラストがたくさんあって益々あめちゃんと超てんちゃんが好きになっていく。


たくさんのファイルに閉じられたイラスト


問題点
①ピ プレイヤーはピとなってあめちゃんをサポートしていくのだが重要な局面以外ではセリフが存在せずスタンプのみでやりとりするのだがこれが細かい表現が存在せずスタンプやり取りで返答に困ったりする。無理に返さなくてもいいがもうちょっと種類欲しかった。

賛否両論点


①平成のネタ あめちゃんが平成のインターネットオタクなのもあって平成のパソコン用オペレーションシステム画面、かつて時代を彩ったあのゲーム機のコントローラー、コマンド、ゲームネタ、配信タイトル、エンディングの名前など平成を生きてきた人によっては懐かしさを覚えるネタを配信やぽけったーで披露していき懐かしさとあるあるが良かったが幅広すぎてその時代生きてない人が見てついていけないのが気になる。
②暗い描写とマルチ破滅エンド ネットやあめちゃんの闇描写がかなり過激であめちゃんをぞんざいに扱えば捨てられるし病むように誘導すれば普通じゃなくなって狂った目になり暗すぎる破滅にあめちゃんがたどり着きプレイヤーがショックを受けるような結末になりその種類は様々で鬱屈な気分になるのだが、暗い破滅エンディングがどれも精神的にきつくこれが何十種類もあって全コンプリートするなら辛くなること間違いなしで筆者は辛すぎて一時期プレイを休んだ。


総評 ネットの再現性及びネット上ではとても明るい超てんちゃんが起こすとは思えないぐらい陰湿で鬱屈なエンディングの数々にはショック毎回受けるほどには描写がよく、ただ全てのエンディングを見た後買ってよかった思える出来。かなり人を選ぶが鬱屈な演出やネット文化好き、Twitterにいる超てんちゃんが好きなら是非プレイしてほしい。


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