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個性的な集団と仮想世界が舞台のアドベンチャーゲーム ゲームレビュー「ジャッジメント・セブン 俺達の世界わ終わっている。」

今回レビューするのはps4&switchDL専売「ジャッジメント・セブン 俺達の世界わ終わっている。」です。販売レッドエンタテイメント開発ウィザードソフト。2章終わりまでネタバレ。筆者プレイ状況トロフィーコンプリート(プレイ時間55時間半) アドベンチャーゲーム(ノベルゲーム含む)初プレイです

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冒頭ストーリーは、自分達が作ったゲームに使う映像プログラム装置の試験中、突然発生原因不明の未知の体験をすることになり自分達の自作のゲームキャラが出てくるなど現実離れしたことが起こり現実に戻ったはいいもののあれはなんだったのか?未知の体験の名称を「新世界体験」と名づけ、究明のためにあえて新世界体験再現を求める。

いい点

①ストーリーと個性的すぎるフリーダム集団ジャッジメント7 世界観を彩るBGM このゲームの主人公が所属するジャッジメント7のメンバーが主人公除いた全員方向性ほぼ変えない動じない傍若無人すぎな上にダメなところはとことんダメで最初はおいなんだこの自由すぎる連中はと呆れるが集団内の茶番、謎の結束と行動力 突然な閃きに集団遊びなどのジャッジメント7の自由奔放さと仲良しっぷりと明るさが気に入って行動がかっこよくみえてくる。ストーリーも時にエッチで時にシリアス、伏線回収もよく終盤の展開は泣きながら笑ってしまい、エンディングは歌詞に泣ける。BGMも茶番には面白おかしく、絶望的シーンでは暗く、気合的なシーンではひたすらかっこいい。個別エンド達成の報酬としてそのキャラのほぼパロディムービーもあり「もしもこの時こうだったら」題材でこれもまた笑う。

②フローチャート このゲームで便利な大部分の要素。既読済みの章とシーン、選択肢前後これらに進んでしまってもまだ先でも即移動ができ、それぞれのシーンプレイ時オートセーブされていてその当時のデータスタートのため選択肢全部見たさにセーブロード繰り返さなくてもOK、いつでも気に入ったシーンを繰り返し見れる。選択肢によってあがる親密度の量、埋まってるor埋まってない分岐やまだ見てない章がどれくらいあるかもわかる。既読部分に関しては高速スキップもできるため個別エンドもそこまで時間はかからない。

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ジャッジメント7

問題点

①容姿いじりとボイス 容姿の弄りがかなり多い、筆者はゲームと割り切ってるから問題ないが気にしてる人は注意。あとボイスが字幕の早さに比べてゆっくりすぎてボイス途中半分ぐらいで切って次しまくった。少し早くしてもよかったのでは。

②PVその他もろもろ おいゲーム外じゃねぇかというツッコミは置いといて謎のゲーム集団と現実を拡張するプログラムまでは強調されてるのでわかりやすいが冒険ものなのか異世界転生ものなのかわかりづらい上に謎の少女が出てきて何の物語かわからなさすぎる。プレイすると全然違った。

Qグロはある?A血の描写はあるけど切断はない。Q新世界ご都合多くね?Aそれさえも伏線。Qこのゲーム向いてそうだな思う人は?A筆者のイメージ「中二病好き」「自由なキャラが好き」「周囲に振り回される苦労人な主人公物語が好き」「ノベルゲーム初めて」「緩かったり明るいのが好き」「勢い任せが好き」Q逆に向いてなさそう思う人は?A「爽快感を求めている」「下品ネタが嫌い」「暗い物語が好き」

総評 筆者が全エピソードをプレイし終えた時「もうこの無茶苦茶集団の物語は新しいものはない」と心寂しさを覚えた。それぐらいダメなところ多いのにこの集団を好きになっていた。レビューなので切れ目なく早歩きでプレイしたが時間に余裕出来次第ゆっくりまたプレイしたいと思えた。

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