どちらかというと陰キャ寄りの自分が、話題の「clubhouse」というアプリを2日間ほど使ってみての感想
1月末にものすごい勢いでSNS上を駆け巡った話題の音声SNS「clubhouse」
招待制によるプレミア感。
しかも枠は2枠まで。
アプリをいち早く使えている優越感…
バズらせる要素は色々ありますが、すでにいろんな人が話題にしているところなので、そのあたりは割愛しますm(_ _)m
巷では陽キャアプリだなんて揶揄されていたりして、たしかにそういう要素もあるなと思いつつ、どちらかというと陰キャ寄りである自分的に良いなと思う点をゆるく書いてみました。
あと、ビジネス的な利用の視点はあまり考慮していませんので、あくまで個人的に楽しむという観点でのお話です。
現状自分はclubhousはビジネスというよりエンタメとして享受したい勢です。
■clubhouseってどんな感じ？
やることは至ってシンプルです。
・フォローしてる人が喋っている、参加している部屋に入って配信を聴く
・部屋つくって喋る（トークテーマタイトルもつけられる）
・会話に入りたい人は挙手する、許可されれば会話に入れる（拒否可能）
・会話してる人は、会話に人を呼び込むことが出来る（拒否可能）
いまのところはざっとこんな感じです。
繋がって話したい人は話しても良いし、聞き専もOKという感じ。
最近芸人のラジオに猛烈にハマっている自分としては、会話の垂れ流しが自然と受け入れられる感じでした。なんやそれ興味ないわー、って人もいると思うし、このへんは人に寄るかなと思います。
■どんな部屋があるか
軽くまとめると、自分が見た部屋の傾向はこんな感じでした。
・タレント同士の楽屋トーク的な雑談、挨拶
・一般人巻き込んで芸能人とかが悩み相談や雑談してる
・音楽、漫画など特定のカルチャーテーマでの語り場
・弾き語りやDJみたいな音楽を流している場（DJが規約的にアリなのか謎ですが）
・経営者とかがビジネス系セミナーとかブレストみたいな事をしてる部屋
・インフルエンサーやyoutuber同士がワイワイ盛り上がってる部屋
・モノマネ部屋
・相互フォローを目的とした無言部屋
・clubhouseが原因で同棲カップルが喧嘩している部屋
・ピカチュウしかいない部屋（！？）
あとは、あくまで音声のみで繋がるアプリなので、漫画家さんだったりとか、SNSで顔出ししていない人がフツーに喋っていたりするのもclubhouseの特徴かなと思いました。
■今だからこそのゆるい雰囲気を楽しめるかも
ここ数日利用してみて、いくつかの場面に遭遇しました。
・タレントが一般人を呼んで質問トークやら雑談して絡んでるみたいな
・ロンブー敦さんとTVディレクターの藤井さんの部屋に宮迫さんがジョイン
・浅野忠信さんのひとりお絵かき配信（ゆるい）
・おぎやはぎ小木さんと奥さんのなほさんが同じ部屋で喋っている
・見城徹さんに誘われた秋元康さんが降臨（たかみなとかもいた）
などなど…
その他にも「このメンツで！？」という状況がかなりありました。
芸能人のみなさんも、リスナーのリアクションが無いからか、みんな電話みたいにゆるくしゃべるので、彼らの素を見ているような気分です。（コメント系の機能は一切無いので、より話し手は視聴者を意識しづらい）
なんとなく芸能人の飲み会や楽屋トークの垂れ流しを見ているような、そんな気持ちになりました。（人が人を呼んで、結果すごいメンツが揃うみたいな事が起きて、本人立ちも驚いているというのが単純に面白かったです）
clubhouseは、まだ日本に上陸してからまもないアプリです。
使い方も皆よくわからないままゆるーく使っている印象があります。
しかも急激に流行り始めたのもあって、タレントの人たちも事務所からの規制とかが無いので、そのあたり無法地帯になっている感じがします。
（アーカイブ残らないとはいえ、失言で炎上なんてことも出てきそうな・・・芸能レポーターの井上公造さんがいろんな部屋に出たり入ったりしてるのも面白かったです笑）
今後は色々事務所側で参加を規制したりとか色々変わってくる気がするので、そういう意味でも今が楽しいのかなと思います。
■友達や知り合いとゆるく会話する使い方もあり
部屋には3つの種類がありました。
・完全クローズ部屋
・参加者の繋がりのある人のみ入れる部屋
・完全オープン部屋
なので、知り合い同士のみでクローズの会話も楽しめます。
もしくは、繋がりある人だけ来れる部屋にして、趣味の話をしながらそこに知り合いの知り合いが参加して・・・？
みたいなゆるい繋がりもアリなのかなと思います。
■今後かなり雰囲気が変わっていく可能性がある
今後clubhouseの収益化がどうなるかとか、ビジネス利用する人、悪用する人、色々出てくるのかなーと思います。そういう意味でも、今が楽しみ時なのかなーと思ったりしました。
ちなみに、録音や画面録画はしてはいけないことになっているそうです（規約違反でbanされるとの噂）。
配信はその場限りとなり「この瞬間を聴き逃したくない」という気持ちを誘発してかなりの依存性をもたせているなという印象ですが、近年のSNSはそのへんは一緒だと思いますし、mixiとかtwitterが出てきた当初もそういう側面があったなーと思い出しました。新しいものが出てきた時のこのザワザワする感じ、懐かしいです（笑）
出会い系みたいなことになって荒れる可能性もあるのかなー。
■別に会話に参加する必要はなし。とりあえずいろんな人をフォローしてみると良いかも
登録後すぐにはルームを探すことが出来ないので、「どうしたら良いの？」となる事が多いと思いますが、まずはいろんな人をフォローしまくるのが良いのかなと思います。
自分の関心のある芸能人でもビジネスマンでも良いのでフォローしてみると、いろんな部屋がタイムラインに出現します。
clubhouseのタイムラインは自分がフォローしている人が入っている部屋しかほぼ表示されません（一部興味に応じてレコメンドもあり）
なので、まず色々フォローしてみると良いと思います。
もちろんコミュ力高めな人は、芸能人の会話に挙手して参加してみてもいいですし、今までtwitterなどのSNSで文字ベースのみで繋がっていた人と初めての会話を楽しんでみてもいいかなと思います。
自分は、今後は趣味の部屋とか作ってダラダラ話すのもいいかなーと思っていたりします。
一ヶ月後にどうなっているかわからんアプリかと思いますが、可能性は色々あると思います。ひとまず沢山使ってみて、動向を見守ってみようかと思います。（とかいって、一週間後に飽きてるかもしれんけど）
以上でっす。