子ども共どうも

今日はどうやっても眠れない日らしい。
耳の奥でねじを巻く猿が残業をしている、退社も代謝も必要らしい。
まずは代謝の手続きから進めないといけないと思い、書き出しを考えているうちに気づけば筆を走らせていた。

勢いで筆を取るときこそ、それを折るまでもまた早くなる。
作用反作用よろしく。
まだ猿はねじを巻いている、そろそろキリのいいところを見つけてくれまいかと思うが、まだ代謝が足りないのだろう。

最近はなんてことのない雑文を書く気力も失ってしまった、その代わりなのだろうか、近頃猿は特に張り切ってねじを巻いている気がする。
締めているのか緩めているのかもわからないほど気まで緩んでしまっている。
頭の回転が少し悪くなった、ねじに油をさしてほしいところだがこいつに任せたら油まみれにされそうだから、怖くてそれもできやしない。
ギリギリ、ギリギリって音が止まらないんだ。

退社の時間が来ることを願ってまた、床に伏すことにしよう。
どうせこれを書いたことすらもまた忘れるのだから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?