可能性がつまってるんだぞぃ!
BYOOOOONDSの西田汐里さんにハマっています。アイドルソングの勉強会でビヨの存在を知り、そこからじわじわハマっていき、いわゆる推しメンとなったのがしおりんです。同級生になりたい。
西田はバレー部で、1年の時はクラスが一緒だったけど2年になってから別のクラスになった。吹奏楽部の俺とは普通に考えて接点があるはずがなかった。ただ、西田の姉さんもバレー部で、バレー部なのに俺のパートの前田先輩と付き合っているから、前田先輩が西田先輩と一緒に帰るときはその直前まで前田先輩と一緒にいた俺と、西田先輩と一緒にいた西田が方向は一緒なのにのけ者になるので必然的に同じ時間を過ごすことになる。
というところまで考えていたら嫌いな人とのバイトの時間が一瞬で終わったのでそれからしばらくこの設定でいろいろ現実逃避することにしています。以下この世界線の西田姉妹の詳細。
西田と西田先輩は中学からバレー部の仲良し姉妹で、西田も「お姉ちゃんがやってるから」という理由で始めた割にはとても上手く、なんなら西田先輩より上手い。西田先輩はエンジョイ勢なのでたまにガチ勢とのいざこざに巻き込まれることもあるけど持ち前の明るさでその辺を上手く切り抜けることができるのだが、西田はそうはいかない。西田は西田で「西田先輩の妹だから」という理由でいろいろめんどくさいことが起きるがそのたび悲しそうな顔をする。でもその顔が見れるのは俺だけ。なんもわかってないのにかっこつけてアドバイスめいたことを言ったりしてる俺だけ。みんなの前では明るい西田。
バレー部はだいたいバスケ部と付き合うと相場が決まっていて、もはや特別な理由がなくてもバレー部とバスケ部だからという理由だけで存在するカップルもあるぐらい。ただそれもバレー部のカースト上位だけの話で、下位の子たちはひっそり卓球部と付き合ったりする。さて、吹奏楽部でバリトンサックス担当の前田先輩と付き合っている西田先輩だが、あの人は特例でカースト上位なのに「幼馴染だから」という正統派の理由で前田先輩と付き合っている。西田も一応カースト上位の方にはいるが、あんまり異性との交際に興味がないというか今はバレーが楽しいし仲のいい友達とプリ撮ってアイス食べるのが楽しいからどっちでもいいのに周りは「バスケ部の平井と付き合っちゃえよ」とか変なことを吹き込む。やめろ。
僕がどれだけ鬱屈した学生時代を過ごしたかがよく分かる設定ですね。前田先輩はもちろんまえここだしバスケ部の平井はもちろんみよちんです(実年齢は考慮しないものとする)(名前だけ借りた)。どう頑張っても僕と西田が付き合える可能性はゼロなんだけど、前田先輩のおかげで少しいい思いができる、終わるな高校生活!卒業するなこころ先輩!!!というやつですね。
「こころから聞いてるよ~?てっぺいくんって吹部では結構面白いらしいじゃーん」と西田先輩がからかってくる。西田もいるのに。やめてくださいよぉ~変なことやらされてるだけっすよ~と軽く怒る俺を「いや、結構ノリノリでやってるよな。あと誰もわからない小ネタとか急に言い出すよな。あれ笑ってるの俺だけだしそっちの方が恥ずかしいわ」と前田先輩にいなされる。
「え、どんなの?どんなの?」
「たとえば~」
先輩二人の時間がスタートして一安心。前田先輩はけっこう細かいお笑いが好きだったりするし、ラーメンズを俺に教えてくれたのも前田先輩。西田先輩は前田先輩の影響で細かいお笑いが好きになって、俺の冗談にもすぐ気づいて笑ってくれる。それを見て前田先輩も笑ってくれる。
「そういえば1年の時から変なことばっかり言ってたよね、てっぺいくんって。」急に西田に言われる。そうかな?ってか聞いてたの!?と驚くと
「たまに聞こえてきてたよ。細かすぎてわかりにくいけど私は面白いと思ってたよ。みんなにバレないように笑うの我慢してたんだよ!」とのこと。
「お姉ちゃんがここくん(幼馴染だからみんなの前ではこころ先輩って呼んでるけどこういう時はここくんと呼ぶ)と一緒になんかよくわからないお笑いとか見てるから私もそういうのなんとなくわかるようになっちゃった」と迷惑そうに語る西田。
いい子でしょ西田(僕の妄想の中での)!マジかぁ~聞かれてたかぁ~「矢野顕子ばりにラーメン食べたい」とか聞かれてたかぁ~。男子にも受けないような小ネタで笑ってたの~!?かわいいいいい~!
部活終了の時間に前田先輩から「今日先帰っちゃって」と言われた。先輩も今年が最後の大会だし結構神経質になっている。多分また屋上で個人練だと思う。俺も練習したいことはたくさんあるが、学校内でも肩身が狭い吹奏楽部の練習場所は少なく、ほとんどは先輩たちが占領している。今日はその日だ。門を出て最初の信号の下で西田姉妹が前田先輩を待っていた。
「あれ?こころは?」
「あ、個人練するみたいです。先帰れって言われちゃったんで。」
「そっかぁ….私こころ待つから汐里といっしょに帰ってていいよ。」
……ん?それは?いいんですか?怖くて西田の方を見れない。
「わかったー。ママにも言っておくー。」
「言わなくていい!」
そう言って西田先輩は学校に戻っていった。
なんかもう困りに困った結果「大丈夫?バレー部に見つかったりとかしたらなんて言い訳を…」と余計な事を言った。
「てっぺいくんもそういうの気にするタイプ?あれめんどくさくない?」
意外な答えだった。そういうのを気にしないと生きていけない世界だと思っていたのに。
「たまたま同じ時間に帰る方向がおなじ同級生が歩いてるだけじゃない?それだけなのに変な詮索とかされるの大変だよねぇ。大丈夫だよ!てっぺいくんがお姉ちゃんのこと好きなのは気づいてるから!まぁ絶対無理だけどすきになっちゃったらしょうがないよね!」
「へ!?違う違う!大変な誤解だよそれは!!こころ先輩に殺されるよ!」
なんでそんなことになっているんだ!!!!
「え、そうなの!?なぁんだ。そのためにここくんといつもいっしょなんだとおもってたよ。ちがうのかぁ。修羅場とか期待してたのにぃ」
「期待しないでそんなこと…!楽器庫からダラダラ喋りながら帰るから偶然そうなるだけだよ。やっぱ気使って時間ずらした方が良かったのかなぁ…」
西田は笑って「またへんなとこ気にしてる。大丈夫だよ。ここくんずっと弟欲しいって言ってたからてっぺいくんが来てからずっと楽しそうだし。付き合う前の頃とかお姉ちゃんがてっぺいくんに嫉妬してて私は面白かったよ。変な人だよね。まぁてっぺいくんがいないと私あの二人の後ろを一人ぼっちで歩くんだし、てっぺいくんがいた方が寂しくないかな。ちょっとは。」
これは…わかる…期待しちゃいけないやつだ…
「まじかぁ。じゃあ西田も早くバスケ部の彼氏作らなきゃだな!」
「わー!デリカシーなーい!!男子なのにそんなつまらないこと言ってるの?ほんと変だね。最近周りからも言われるんだけどなんかそういうのよくわからないから今はどっちでもいいんだよねぇ。たぶんみんな文化祭用にそんなこと言ってるだけだと思うんだけど。あ、文化祭!てっぺいくんも吹部で出るよね?ここくんは最後のステージだしねぇ。頑張ってね。でもその前に夏の大会か。ああああ私レギュラーなりたくないいいいい!!!」
西田は話が飛びまくる。付いて行くのに必死で気付いたら何の話だったか分からなくなる。
「西田って上手いんじゃないの。2年でその心配してるって結構イヤミじゃない?」
「レギュラーはいるとめんどくさいからねぇ。バレー嫌いになっちゃうかもしれないし。大好きなままでいたいから部活ではテキトーでいいんだよ。」
西田も…大変なんだなぁ…
高校時代は部活してなかったのでこの辺のリアリティの無さは許してください。あくまで妄想なので。
結局この後西田は夏祭りの夜にバスケ部の平井と付き合い始め文化祭の吹部ステージでは平井と見に来ていることを舞台の上から見つけてしまうというところです。灰色の生活をしている僕にこんな甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれた西田汐里には感謝してもしきれません。
最近はこの動画で1日の疲れを癒してもらっています。リズム天国みたいな待機をするしおりん。かわいいですよね。
武道館公演も配信してもらたみたいで、助かります。期間短いですけど頑張って時間作って見ます。泣きます。ほんとにいつも元気をくれるビヨとしおりんには感謝です。ヤクルト1000に匹敵する健康さです。僕にとっての野菜生活です。