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ストックホルム-カフェ編①:Vete-Katten-

ストックホルム中央駅(T-Centralen)から歩いて5分ほどのところにある老舗カフェ「Vete-Katten」さんに伺ってきました。こちらのカフェは、バックパッカーの聖書「地球の歩き方」にも紹介されており、地元の方にも大変人気のあるカフェです。
一度日曜日の14時頃に友人とFikaをしようと思ったところ混みすぎていて入れなかったため、金曜夕方に再チャレンジです。

ちなみにFika(フィカ)とはスウェーデンの生活習慣のひとつで、同僚・友人・家族達とコーヒーを飲む時間を意味します。コーヒーと一緒にカーネルブッラ(シナモンパン)を食べることが伝統的ですが、他にもクッキーやケーキなど甘いものを食べることも多いです。
単なる休憩以上の意味を持っていて、たとえ仕事の場でも同僚たちとFikaを通してコミュニケーションをとることがとても大切にされています。また、そのカジュアルさから、気になる人と仲良くなるための初めての「デート」としてFikaしようと誘ったりするようです。

外観

店内に入ると目の前のショーケースには(普段は)たくさんのケーキが並んでいます。(この日は金曜の夕方だったこともあり、もうほとんど商品はなかったです。)
一番のおすすめはスウェーデンの伝統的なケースのプリンセスケーキとのことで頂きたかったのですが、この日はもう売り切れでした。

プリンセスケーキ(お店HPより拝借)

気を取り直して店員さんに残っている中でのおすすめを聞いたところレモンパイが個人的に一番好きとのことだったため、それとカフェラテを注文。

カフェラテとレモンパイ

スウェーデンでは珍しく小さくてかわいらしいサイズのレモンパイ。甘すぎず程よい酸味があるため、コーヒーよりは紅茶の方が合いそうです。美味しくてすぐ食べ終わってしまいました。

カフェラテはスウェーデンサイズでかなり大きいため、全部飲むとお腹がたぽたぽになります。ミルク感が強くマイルドなため、苦いコーヒーが苦手な方でも美味しく飲めると思います。
ちなみにスウェーデンではコーヒーに入れるミルクとしてオーツミルクが流行っていて、職場でもスーパーでもいたるところで「OATLY」というブランドのミルクを見かけます。一般的な牛乳に比べて、環境負荷が少なく栄養バランスに優れていてそれでいて美味しいということで人気だそうです。

ストックホルム観光で疲れた際は地元の人にも愛される「Vete-Katten」でFikaしてみるのはいかがでしょうか。

ご馳走様でした。




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