元出来ない人から学ぶと効果的
全く泳げない金づちがバタフライをできるようになるまでの話。
じつは大昔、独身の頃、誰でも知っている某超有名スポーツクラブで1年間プールの先生をしていたことがありました。
私は新卒で働いていた会社が給料をきちんと支払ってくれない会社とわかり、速攻で退職したタイミングでスポーツクラブで働く同級生から「バイトをしに来ないか」と誘われました。同級生は私が運動嫌いで金づちと知っています(笑)ですからスポーツクラブの受付とか清掃のバイトとか、そういう事かな?と思って行ってみたら、プールの先生でした。
同級生には「いやいやアンタ、私が泳げないの知っているよね?」と念を押すと「大丈夫、教えてあげるし、アンタも泳げるようになるから」と言われて結局始めたのですが、クロールと背泳ぎは1か月弱で、平泳ぎは3か月、バタフライは半年で習得しました。
小学生の本当の超初心者向けのクラスを担当しました。もちろんサポートの先生がついていますので安全面は大丈夫。
マニュアル通りに教えつつ、自分の受け持ちレッスン時間が終わったら私も他のコーチから成人の初心者クラスの生徒になって習う。つまり週に4回朝から晩まで水泳漬けです(笑)
きちんと水泳指導マニュアルがあるんですよ、スポーツクラブには。ただし辞書並みに分厚いマニュアルでしたけど。本当にその通りにやってみたら泳げるようになりました。本当に疑わず、そのマニュアル通りにやってみました。
同級生に「なぜ体育が嫌いで金づちの私を誘ったのか」と聞いたところ、答えは簡単で「アンタは泳げないから。スポーツクラブで先生をやるくらいの人って物心ついたときは選手だったりするでしょ、アンタみたいな金づちの気持ちがサッパリわからないんだよね」
物心ついたころはバリバリ泳げていた、なので金づちが泳げないのがなぜなのかわからない、それだけ。
実際、私の教えた小学生が上級クラスに入ると上達するのが早いとお褒めの言葉を責任者からもらったことがありました。泳げるようになるまでの自信のつけ方をよくわかっているからです。結局、何かを得る時は極端な環境整備と、元々出来なかった人ができるようになった過程を知る、の二つがポイントかなと思います。
そんなことを思った記事はこちら。
最近 #clubhouse にて初来日から27年のDylan Monaghanさんが、日本語を勉強する外国人に向けて英語で日本語を教える部屋を平日に毎日やっているのでそれを聞いている。ものすごく耳トレになる。昨日は日本の「うまい、おいしい」の表現について英語で説明をしていた。語学に興味のある方にはオススメ。
ではまた、Até logo!
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