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TCGとコミュニティメイクに関する話に繋げたい経験の話。

「カードゲームうさぎ」と言うWeb連載漫画のスピンオフ作品で「エピソード・ライ太」と言う漫画があります。この中に、元々TCGに興味が無かったのですが、カードショップに連れて来られて興味を持つ、アギトと言うキャラクターが居りまして、このキャラクターの言葉が実に自分のTCG観に近いので、紹介したく思ったのでした。

その第十話の最後のコマで、アギトが言った台詞。

「カードっつか…この人達のが面白そうなんだよな…。」

カードゲームうさぎ「エピソード・ライ太」第十話より

これが実に自分にはガン刺さりしまして。

かつてディメンション・ゼロと言うTCGがまだ現役だった時に、とあるジャッジ資格を持つ人が言っていたのは、「ディメンション・ゼロはコミュニティ育成シミュレーション」と言う事でした。その方は九州地方で精力的に大会を開催されていた方で、実際人と人を繋ぐハブの様な方でしたね。

結局の所、TCGは原則的には人が居ないと成り立たない遊びであって、人が寄り集まるとそこにはコミュニティが出来るのです。実際、自分にとってTCGはゲーム性もではありますが、そこに居る人達に惹かれて遊ぶ事が多いのです。

自分は、元々遊んで居たディメンション・ゼロの人達は元より、過去にはフォースオブウィルTCG、最近だと、ゼクスやマジック・ザ・ギャザリングのヴィンテージ界隈の人達に魅力を感じていましたし、います。

例えば、過去のフォースオブウィルTCGに於いては、多くの人からコミュニティ・リーダーと呼ばれて居た人間が存在していて、実際自分はその方の人柄に惹かれて界隈と接触していた所は大きかった気がします。

また、ゼクスでは各地でユーザ主催のCS等が開かれていて、その中で目に止まった「お酒を飲みながら大会やランブル戦を行う」と言うテーマのメタトロン杯の為に、東京都から兵庫県まで酒を飲みに遠征してゼクスを1戦だけして大酒を飲んで帰った経験がありますし、別にデッキを回す訳でも物販を見る訳でもないのに、公式イベントであるゼクストリームには何度も足を運んでいたりもします。

流石にヴィンテージはデッキを組もうとするとおいそれとは手が出ない金額になるのですが、とは言え、ヴィンテージ界隈の方々に関しては、添削杯と言うオンライン大会の主催者が過去開いた、インベイジョンブロック限定構築大会である「限築杯」などでアクセスした結果、非常に楽しい方が多いなと思った次第であるので、ユーザ層の被っているオールドスクールって、安く始められるのかな……? とちょっと思ってみたりもしています。

正直言ってしまえば、コミュニティであればTCGである必要は無いのかも知れないのですが、とは言え、自分は持論として趣味人と仲良くなるには興味の合う別の趣味が2つ以上あると良いと思って居まして、自分はTCG界隈に長く居たのでTCGをその内の1つに出来るのは実に楽な事なのです。

今のディメンション・ゼロ界隈は美味しいご飯を紹介し合ったり、皆でダーツやヨーヨーを遊んだりもするコミュニティですし、ヴィンテージの方々もTwitterハッシュタグ「卑猥の化身フードバトル」で繋がったりしている所も大きい所もあります。

自身の属するコミュニティが良い所だと思うならば、そこの方々とTCG以外の事をして遊ぶのもアリなのではないでしょうか? よくあるご飯やお酒のみならず、色々と遊んでみるのも良いのではないのでしょうか? と言うのを結論にして、終わろうと思います。

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