トリックアートのきまぐれ御朱印巡りの散歩旅 その7

今回は西大路四条の北東にある西院春日神社とその境外摂社を訪ねます。   


西院春日神社東入口場所は西大路四条交差点から二筋西の佐井通りを200mほど北に行ったところにあります。市内中央部にしては広大で静やで、心が落ち着く好きな神社です。創建は平安初期ですから1200年前ですがそんなに古くは感じません。桓武天皇の第7皇子である淳和天皇の退位後の住まい淳和院離宮(西院のいわれ)の鎮守社として創建。その後淳和院の高女皇女である崇子内親ご再新瘡の際当社の春日大神の威光で改善治癒したと伝わり、それ以降皇室より病気・厄病平癒の神として多大な崇敬をうけるようになった。市民からは病気平癒・厄除けに霊験あらたかと現在に至っている。ご祭紳は鹿島大神と同じ武御雷神(奈良の春日大社および茨城県の鹿島神宮の主祭神で、アマテラスに命じられてアシワラナカツクニの平定のために降臨し、オオクニヌシに国譲りを迫り、唯一抵抗したオオクニヌシの息子勇神タケミナカタを一撃で信濃国諏訪まで投げ飛ばしたと伝わる勇猛な戦闘神、要石をその強力で抑え込み皇室・日本を地震災害から守っているとも言われる。同時に藤原氏一族の氏神でもある。)その他にフツヌシ神(勇猛戦闘神であり、香取大神として千葉県の香取神宮の主祭神であり先程のタケミカヅチが派遣された折の主将とも伝わる。タケミカヅチが副将。)、アメノコヤネミコト、ヒメカミ(八幡社で祭られるヒメオオカミとは別?)。境外摂社として、①山之内庚シン猿田彦神社②西院野々宮神社③山之内山王神社を統括しております。それぞれの御朱印はこちらで授与されます。

春日神社三社朱印

続いて境外3摂社のうち山之内庚シン猿田彦神社です。場所は嵐電山之内駅と太秦天神川駅との中間の三条通りに面しています。こんもりした森が目印です。神社自体はそんなに大きくはありません。むしろ縁日以外はひっそりとしております。宮司さんや巫女さんも通常はいません。最大の縁日・お祭りは初庚午シン日に行われる護摩焚き縁日です。

護摩焚き縁日


山之内猿田彦神社御朱印

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