大規模修繕工事④~今後の方針

ここまで、大規模修繕工事の状況と問題点について述べた。これらの背景には「知らないと損をする」という「管理会社と管理組合との情報格差」の問題がある。さらに、管理会社が提案してきた大規模修繕工事の項目は、施工性の良い安直な工事であるという印象であった。今後は、コンサルタント等の第三者の助言を得て、効率性・経済性を追求した「大規模修繕工事の方針」を決めたいと思う。マンション住民がコツコツ積立てた修繕積立金を無駄な工事に浪費できない。

第三者機関への検討依頼項目(案)
 1)大規模修繕工事の実施回数削減
 2)外部足場関連工事の実施時期
 3)機械式駐車場の平置化
 4)工事の組合せ
 5)一部改修の必要性(パラペット等)
 

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