ieの焦がし絵
作品
木工ロクロで挽いてカタチづくったものに、電熱ペンを用い細やかな点と線で柄を描いていきます。
木の雰囲気、曲線からくるイメージ。
思いついたまま、下描きはしないままに
じりじり、少しずつ焦がします。
はじめまして
愛知県の安城市にて制作をしております稲垣 江里子と申します。今年で焦がしだして20年、木工ロクロを回しだして17年くらいとなりました。
一番初めは 友人からハンドメイドのイベントに「何か作って出店してみよう」と誘われたことがきっかけで、それから東急ハンズで何かないかとウロウロしている時に、ウッドバーニングの機械と出会ったのです。そのイベントには、木の欠片に焦がして柄をつけ 組み合わせて蝋燭立てにしたものを出品し、それから後はトールペイントの材料である白木の箱や額縁に柄をつけ作品としていました。
そんな活動を細々と続けているうち、ご縁をいただいて木地師47代目というお師匠を紹介していただくことができ、ロクロの技術を教わりました。
それから自由に木地を挽けるようになり、現在のものづくりに至ります。
ものづくりの相棒
木地を挽くためのカンナとロクロです。
カンナは刃先が折れてしまったら、炭で赤くなるまで熱し、金槌で叩いて叩いて伸ばし、刃をつけ、曲げ、さらに研いで仕上げます。
自分好みに如何様にも作れる可能性と同時に、なかなかそうは上手くいかない現実があります。
数をこなし、身体で覚えるしかありません。
今はお師匠の元でカンナ作りをしていますが、いずれは自宅で出来るよう精進していきたいです。
ハマっています
最近 思い出すきっかけがあり、8年ぶりくらいに折ってみたら楽しくて止まらなくなり、一気にいくつか仕上げてしまったトランスパレントスター。
小さなひとつひとつのパーツは簡単なものですが、糊で貼り合わせて光を通すとステンドグラスのような美しさ。
やはり幾何学模様が好きです。
そして、冬にハマるものといえばもう一つ。LOTTEのチョコレート、ラミーです。これも止まりません。昔からレーズンが大好きです。