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'n studio 三宅 直子

土による日々のかたちづくり

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ふだん身の回りにある出来事を、いつもと少し違った角度から、
器などの生活の道具で表現しています。
いつもの生活から、意外な発見を楽しんでいただく
きっかけとなるものづくりをしていきたいです。

写真は段ボールを石膏で型取り、土に置き換えた作品。
触ると硬いのが不思議です。

はじめまして

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東京のトカイナカ、町田市の自宅兼工房で制作しています。
器やインテリア小物として使えるものと、使い道はないけれども土から(あるいは土を通して)表現したものをこつこつと作っています。

やきものは、火にかけることによって一度自分の手から離れます。
思うようにコントロールできないことも多いですが、「思うようにならない、けれどこれも面白いかもしれない!」と楽観的になることができるので、自称真面目(でありたい)な私にはぴったりなものづくりです。

ものづくりの相棒

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三歳になる娘が、私の生活の中心です。
一人暮らしで制作していた時は、夜通し制作したり、好きなだけ考え込んだり、わがままに過ごしていました。
新しい家族と暮らす今、時間の融通や無理のきかない事への戸惑いはありますが、強力なタイムキーパーのおかげで、早寝早起きの健やかな暮らしに一変しました。
娘にものづくりを押し付けるつもりはないのですが、早くお手伝いもしてくれる相棒にならないかな、という妄想も密かに膨らんでいます・・・。

くらしの中で

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我が家には、テスト作品や作ったけれど行き場のないやきもの作品があちこちにあります。
タオル風時計、本の形をして本棚に収まっている一輪挿し、バケツ風花器などなど。
家に来てくれた方は、どれが作品でどれが作品じゃないのか分からなくなる!と、家にあるものを疑いたくなることもあるようです。
これはとても嬉しいお言葉で、「大成功!」と励みになります。

日々、身近な物事や些細な出来事にも、楽しい発見や感謝をして暮らしたいものです。