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kintoneと「ペライチ」のフォームを連携

「ペライチ」というサービスをご存じでしょうか?
ペライチはノーコードで簡単にランディングページを作成できてしまう優れもののサービスです。

ホントに簡単に作れます

こちらのサービスは、特別な知識がなくてもブロックを組み合わせるだけでプロ級のページが作成できます。(何を隠そう当社のページもお世話になっております笑)

ペライチでは、お問い合わせや申し込みページなどのWebフォームも組み込むことが可能です。
今回は、ペライチで作成したフォームへの入力データをkintoneに連携させる方法についてご説明していきます。

通常、問い合わせフォームに情報が入力されると、ペライチから通知メールが届き、それをコピペでkintoneの「問い合わせ管理アプリ」に登録するところですが、今回は受信メールをkintoneにダイレクト連携させるサービス「DataSyncer メール to kintone(データシンカー)」を使って、入力データをゼロタッチでkintoneに登録します。

まずは上記の連携デモをご覧ください。このように、フォームに入力したデータをkintoneアプリに自動連係します。そうです、あのメールからアプリへのコピペ作業が不要になりますね(祝)。

それでは実際の設定方法についてご説明します。


設定方法

ペライチ:問い合わせフォームの作成

それではさっそくペライチで問い合わせフォームを作成してみましょう。

必要な項目をクリックで追加していくだけ

ペライチでは上記画面のように、必要な項目を+ボタンを教えて追加していきます。文字列だけではなくラジオボタンやチェックボックスなども簡単に追加できます。

ペライチ:メールアドレスの設定

フォームへ入力された結果を送信するメールアドレスを設定します。

送信先のアドレスを設定

フォームにデータが入力されるとペライチから通知メールを発送できます。通常は会社の代表アドレスや担当者のメールアドレスを設定します。
今回はkintoneに連携させますので、データシンカーで発行した専用アドレスを登録します。(もちろん「自分とデータシンカー宛」のように複数アドレスを設定することもできます)

ここまででペライチ側の設定は完了です。
フォームを作ってkintone連携用のアドレスを設定するだけです。簡単ですね。

データシンカー:登録設定

データシンカーの設定画面で、ペライチで作成したフォームの項目とkintoneアプリのフィールドコードをマッピングさせます。

ペライチの項目とkintoneアプリのフィールドコードをマッピング

マッピングはJSON形式で設定します。JSONは「ジェイソン」と読む設定情報の記載フォーマットです。最初はとっつきにくいかもしれませんが、慣れてしまえば簡単にマッピング情報を扱うことができます。
なお、マッピングの設定方法の詳細はこちらの設定マニュアルもご参照ください。 #chatGPTを活用した例は こちら

ペライチ to kintone 連携動画

さて、以上の設定でペライチのフォームとkintoneアプリの連携設定が完了しました。さっそくペライチのフォームにデータを入力して連携されるか試してみましょう。

このように、ペライチのフォームに入力されたデータは、数秒後にはkintoneアプリに自動的に反映されます。
kintoneアプリ側ではプロセス管理で担当者を割り振るなどすれば、より便利な受付システムになりますね。

連携の仕組み

今回の連携はこのような仕組みになっています。

  1. ペライチのフォームに入力すると通知メールが発送される

  2. 通知メールが「DataSyncer メール to kintone」で受信される

  3. 通知メールをマッピング情報をもとにkintoneアプリのフィールドに登録

すべてクラウド上で処理されています

もちろん、ペライチ以外のフォームでも、そのフォーム用のメール情報をマッピングすることでkintoneアプリに連携できることがお分かりになると思います。

いかがでしたでしょうか?
「フォームへの入力結果をキントーンアプリにコピペするのが面倒!」という方はぜひ一度「DataSyncer メール to kintone」の30日間無料トライアルをお試しください。


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