初瀬ほたる

小説を公開中。コメントやメッセージは拍手用フォームへお願いします→https://web.user-page.jp/new_form/?prm=1e3d-%2C%2F2%2C15%2C2-06b49c

初瀬ほたる

小説を公開中。コメントやメッセージは拍手用フォームへお願いします→https://web.user-page.jp/new_form/?prm=1e3d-%2C%2F2%2C15%2C2-06b49c

マガジン

  • BGM紹介

    小説執筆時や公開作業時のBGMをご紹介。

  • 【タカマ二次小説】君は僕のスワローテイル〔読み切り〕

    高校での青春を描く「萌木シリーズ」の短編小説。高校の文化祭、軽音楽部のステージは、那智の歌を聴きにきたファンでいっぱい。黄色い歓声に包まれる那智を見つめる、颯太の複雑な胸中とは。

  • 【タカマガハラ二次小説】月と星のセレナーデ〔連載終了〕

    高校での青春を描く「萌木シリーズ」の短編小説。高校2年のクリスマスイブ、女性と連れ立つ颯太を見かけて心穏やかではない那智に、颯太がかけた言葉とは。不器用なふたりのラブストーリー。

  • 質問に答えてみました

    ネット上で配布されている質問に答えてみるコーナー。マイペースに取り組みます♪

  • 【タカマ二次小説】それは蛍のように〔連載終了〕

    「身を尽くし」がテーマの「澪標シリーズ」第2部。中学2年の夏、不思議な欠片を手にした那智は、妖しい老婆にいざなわれ、高天原を訪れる。そこで出会ったものとは。

最近の記事

  • 固定された記事

【二次小説】夢幻伝説タカマガハラ Index

立川恵先生の漫画「夢幻伝説タカマガハラ」の二次小説です。颯太と那智がメインですが、他のキャラもそれなりに登場します。 礎シリーズ(原作準拠の基本となる物語)原作及び直後の世界。颯太と那智を主軸に据えながら、他のキャラにもスポットを当てて、心の内を描きます。 第1部 片恋の比翼~太陽とともに~ 原作2巻から5巻まで準拠。隆臣に想いを寄せる那智と、那智に想いを寄せる颯太。ふたつの恋心の行き着く先に、 待ち受けていたものとは。 第2部 陽光の届かぬ塔の雲雀 原作3巻から5

    • 再生

      【勝手にイメージソング】アゲハ蝶_ ポルノグラフィティ(小説「君は僕のスワローテイル」)

      ポルノの曲は颯太の心情にマッチした歌詞が多い気がする。一方でリズムやメロディーは那智好みなんじゃないかと思う。 この動画は那智が歌ったらこんな感じになるのかな、というイメージで選んでみました。

      • 再生

        【勝手にイメージソング】君の知らない物語_ supercell(小説「月と星のセレナーデ」)

        立川先生の公式同人誌Wish Snowにぴったりの曲。男性ボーカルだと中ツ国の那智っぽさが増して、すごく切なくなる。このカヴァー曲に感化されて書き上げたのが「月と星のセレナーデ」です。

        • 再生

          Q2.執筆に使うツール、エディタソフトは?【物書きが質問に答えてみた】

          こちらから質問をお借りしました🔽 https://note.com/haruka_haruto/n/n473f5ba10b92 じっくり一つずつ答えようと思います。 ❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。. Q2.執筆に使うツール、エディタソフトは?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 長年、パソコンのワードを使用しています。Nolaにも登録していますが、こちらは使い方を模索中です。

        • 固定された記事

        【二次小説】夢幻伝説タカマガハラ Index

        • 【勝手にイメージソング】アゲハ蝶_ ポルノグラフィティ(小説「君は僕のスワローテイル」)

          再生
        • 【勝手にイメージソング】君の知らない物語_ supercell(小説「月と星のセレナーデ」)

          再生
        • Q2.執筆に使うツール、エディタソフトは?【物書きが質問に答えてみた】

          再生

        マガジン

        • BGM紹介
          4本
        • 【タカマ二次小説】君は僕のスワローテイル〔読み切り〕
          3本
        • 【タカマガハラ二次小説】月と星のセレナーデ〔連載終了〕
          8本
        • 質問に答えてみました
          2本
        • 【タカマ二次小説】それは蛍のように〔連載終了〕
          25本
        • 【タカマガハラ二次小説】夢で逢えたら(初版)〔連載終了〕
          19本

        記事

          再生

          Q1.自分の書く話の特徴をひとつ挙げるとしたら?【物書きが質問に答えてみた】

          こちらから質問をお借りしました🔽 https://note.com/haruka_haruto/n/n473f5ba10b92 じっくり一つずつ答えようと思います。 ❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。.:*:.。.✽.。.:*:.。.❁.。. Q1.自分の書く話の特徴をひとつ挙げるとしたら?  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 特徴というか、心がけていることは、情景が思い浮かぶような作品を書くこと。 言葉で状況を説明するというよりは、言葉で情景を描き出したいと思っています。

          Q1.自分の書く話の特徴をひとつ挙げるとしたら?【物書きが質問に答えてみた】

          再生
          再生

          【勝手にイメージソング】Ta-Lila〜僕を見つけて〜_ナナムジカ (小説「それは蛍のように」)

          自分の存在に気づいてほしい、自分だけを見てほしい。そう願う那智の心情にマッチした曲。降り続く雨の描写もすごく好き。

          【勝手にイメージソング】Ta-Lila〜僕を見つけて〜_ナナムジカ (小説「それは蛍のように」)

          再生
          再生

          【勝手にイメージソング】It’s for you_三枝夕夏 IN db(小説「夢で逢えたら(初版)」)

          小説執筆時、とにかく切なくてロマンチックな曲ばかりを聴いていました。この曲もそのひとつ。一番聴いていた「ひらり夢一夜」はYouTubeで公開されていないので、レコチョクをご紹介。 ひらり夢一夜_三枝夕夏 IN db @レコチョク https://recochoku.jp/song/S1014521358/

          【勝手にイメージソング】It’s for you_三枝夕夏 IN db(小説「夢で逢えたら(初版)」)

          再生

          サイトからの小説移転が完了しました。 これにて、怒涛の更新ラッシュはストップです。 これからはゆるゆるとマイペースに更新していきますので、 よろしくお願いします。

          サイトからの小説移転が完了しました。 これにて、怒涛の更新ラッシュはストップです。 これからはゆるゆるとマイペースに更新していきますので、 よろしくお願いします。

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#93 彼方からのコーラスと弓張り月

          「来る……」 圭麻たちが柊の部屋に着いて まだ間もない時のこと。 柚希と柊が同時に口を開く。 「え……?」 何のことかと問い返した矢先、 襖が勢いよく開かれる。 「寄こせっ……!早く欠片を、寄こせっ!!」 乱入してきた橋姫に 圭麻ら一行は驚いて後ずさる。 颯太のなりをしたこの鬼女は、 どこか足元がおぼつかず、 息もだいぶ乱れていた。 そして、いったいどこで手に入れたのか、 懐から鋭いナイフを取り出す。 「早くせねば、宿主(ドナ)の命が この場で尽きることにな

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#93 彼方からのコーラスと弓張り月

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#92 生ける手がかり

          高天原。 時は遡り、皆が柊の部屋に集う前のこと。 離れでは、圭麻、那智、泰造の3人が 作戦会議を開いていた。 「欠片を使う以外で、 橋姫が成仏する方法はねーのかよっ!?」 それがなけりゃ、颯太は一生幽閉の身だぞと、 泰造がまくし立てる。 「何せ、橋姫の生みの親である 漆黒の奏者(ハル・シテナ)は、 もう百年以上も前の人間ですからね……。 颯太から話を聞く以外には、手がかりが……」 そこまで口にして、圭麻ははたと気づく。 皆も同じだったのか、一斉に顔を上げ、 すかさ

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#92 生ける手がかり

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#91 天に架かる虹のように

          中ツ国。 全国中学校合唱コンクールの全国大会。 プログラムの7番目にエントリーされた 神代中合唱部の部員たちは、 出番を目前に控え、 舞台裏で顧問の三河千夏の言葉に耳を傾ける。 「いいですか。これが最後の舞台です。 一人はみんなのために、 みんなは一人のために。 それぞれが、伝えたい人に、 伝えたい想いを届けられるように。 みんなで力を合わせて、 最高の歌声を響かせてちょうだい」 顧問の言葉に背中を押され、 那智は仲間とともにステージへと進む。 まるでそこは、漆黒の

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#91 天に架かる虹のように

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#90 脳裏に届く声

          ――橋姫さまは、誰かの幸せを 願ったことはありますか……?―― 橋姫の脳裏に、揚羽の声が木霊する。 ――自分の幸せではなく、 誰かの幸せ。……でも、きっとそれは、 自分を大切にできないと、 難しいのかもしれません……―― (何を、愚かな……) 幸せなど、そんなもの、 自分になど、自分の周りになど、 ありはしない。 (そんなものっ……) 橋姫はふらつく足で厨房へ立ち寄り、 そっと懐に果物ナイフを忍ばせる。 そしてそのまま、欠片の気配を頼りに 屋敷を彷徨う。 (こ

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#90 脳裏に届く声

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#89 影の凍る岸辺で

          朱鷺江の見立てどおり、 ぐんぐん胡琴の腕を上げた美舟は、 3年後には正式に漆黒の奏者(ハル・シテナ)の 跡継ぎとして、 御影家に迎えられることになった。 母、環や他の下女たちから完全に離され、 御影家の養女として 暮らすことになったのである。 屋敷には、美舟を快く迎え入れる者ばかりではなく、 その身の上を羨んだり蔑んだりする者も多くいた。 唯一の理解者である柊も、 暁降の巫女(テル・アシナ)の跡継ぎとして、 占いやまじない、祈祷の修行に明け暮れるようになり、 美舟と接

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#89 影の凍る岸辺で

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#88 憂いの音色

          それからというもの、 美舟は毎日のように座敷に上がっては、 胡琴を習うこととなった。 美舟の才を見出した 当代の漆黒の奏者(ハル・シテナ)、 朱鷺江は魂鎮めの務めに忙しく、 代わりに彼女の姪、 柊が美舟の手ほどきを請け負った。 きょうだいのいない柊は、 美舟を実の妹のように可愛がり、 美舟もまた、彼女を 「姉様(あねさま)」と呼んで慕った。 やがて、三月(みつき)もしないうちに、 美舟は基本はおろか、 難易度の高い技までもこなすようになり、 柊はその覚えの良さに舌を

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#88 憂いの音色

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#87 才のつぼみ

          それからというもの、 美舟は来る日も来る日も仕事を抜け出しては、 座敷の際(きわ)へと足を運ぶ。 そして、朱鷺江や柊、その他、 御影家の者が奏でる胡琴の音に 耳をそばだてる。 今の音は、どうやって奏でたのだろう。 弦のどこを抑え、 どのように弓を動かしたのだろう。 どのくらいの力加減で弦を擦れば、 そのような響きになるのだろう。 幼心にも、そんなことが気になって気になって、 ひとつひとつの音に聴き入る。 「そなた、そんなに胡琴が好きか……?」 ふいに声をかけられて

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#87 才のつぼみ

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#86 魅惑的な楽の音

          時を遡ること、百二十年。 美舟は御影家で働く下女の娘として生まれた。 父親は誰とも知れず、 母親の環(タマキ)は朝から晩まで働きづめで、 美舟の相手をできるのは、 仕事の合間のわずかな時間だけだった。 離れの中でも、最も質素な板の間で、 他の下女たちとともに寝起きをする生活を、 7年ほど続けた頃。 美舟は幼いながらも、少しずつ、 下働きの手伝いをするようになった。 そんなある日のこと。 美舟が母屋の廊下で雑巾がけをしていると、 ふいに、美しい音色が耳に届く。 そ

          【タカマ二次小説】廻り舞台と紡ぎ歌#86 魅惑的な楽の音