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【#181】R神学生上陸

北見から紋別へ

 12月6日(水)、約1ヶ月の紋別での冬期実習のために、R神学生が北見入りをしました。ブラジル出身の心も体な大きなR神学生が、ゴジラ上陸ならぬ、R神学生北海道上陸という感じです。1日目は、夕食をCさん親子とご一緒し、夜の祈祷会で共に祈りました。祈祷会後は大学生のY君を誘って、市内の温泉に浸かりました。2年ほど前まで、みんなと一緒に温泉やお風呂に入る習慣が無かったそうですが、今はもう大丈夫で、むしろ好きになったようです。

 翌日の木曜日、まずは湧別町のMさんを訪問しました。91歳のMさんは頭脳明晰、心も優しく、青島(ちんたお)時代のこと、敗戦直後の広島の惨上、また真珠湾攻撃の指揮官・淵田美津雄がキリスト者になったこともよく知っておられました。そして一緒に聖書を読み、お祈りをしました。R神学生には、紋別から何度か、バスに乗って訪問に行ってもらう予定です。

▲ 紋別のカニの爪オブジェ(2023年12月7日)

凍えてしまわないように

 紋別に入る時は、カニの爪で記念撮影をしてもらうようになっています。そして紋別で最初の食事は魚屋さんの食堂で、2年前に来られたM神学生と同じくホタテの漬け丼を食べていました。このMさんとR神学生、先月に婚約をしたばかりです。不思議に同じものを注文していました。

 クリスマスの飾り付けがなされている教会(TOP画像も)では、凍えてしまわないための生活レクチャーを、Nさんがびっちりとしてくれました。種類の異なるストーブや加湿器のこと、水落しのこと、外回り、その他。歴代神学生から引き継いでアップデートされている「紋別 冬期用教会管理マニュアル」を片手に一生懸命に聞いておりました。

▲ 素朴なクリスマスの飾り付け(2023年12月7日)

祝福を祈る

 その後、ご近所さんへ挨拶。そしてこれまた恒例の大山山頂園オホーツク・スカイタワーへ行きました。タワーを昇ると、ミッションフィールドが広がっています。R神学生、今までの誰よりも早く教会の場所を特定しました。ちょっと驚きました。そして誰もいなかったので、この街の祝福を祈りました。

 タワーから降りてから、Tさん宅へ向かいました。お母様を天に送られて、ちょっとした物音がする度に「あっ」と思われるそうです。母のためだから食事や他のことも、いろいろと力が湧いていたそうですが、一人になると「まあいいかあ」となるそうです。主の励ましを祈らせていただきました。

▲ 今年はまだ雪の少ない紋別(2023年12月7日)

ながーい1日

 続いてIさんとAさん宅に行って挨拶をした後、イオンへ買い出しに行きました。どんな料理をするのか分かりませんが、いろいろと買い込んでおりました。そして紋別1日目の夜はラーメンで〆ました。女性の神学生だと妻も一緒に来ているので3人から1人になり、「あー先生たちが帰っちゃう・・・」と寂しくなるようです。しかし、ブラジル出身の大きなR神学生は、笑顔で手を振っておりました。ながーい、紋別での1日でした。

▲ 一人になっても大丈夫のようでした。1日目ですからね、(2023年12月7日)

 さあ、明日はアドヴェント第2週の礼拝です。午後からはユースのクリスマスです。希望と喜びの灯火が照らされていきますように。

今日も主の恵みと慈しみが、追いかけてくる1日でありますように。

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