Toshihide Miyata

Cinema 4Dの使い方などを紹介します。

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最近の記事

OBS Studioで画面キャプチャが真っ暗になる問題を解決

チュートリアル動画の作成のため、OBS Studioを使っているのですが、よくWindowsアップデートをするとOBS Studioで画面キャプチャ真っ暗になって録画も配信もできない状態がよく発生します。 この問題を日本語で検索すると出てくる解決方法は、OBSの起動を統合グラフィックスに変更するという方法です。 手順としては、デスクトップで右クリックしてNvidiaコントロールパネルを選択して起動して、3D設定の管理にあるプログラム設定を開きます。 1.カスタマイズする

    • Cinema 4Dでロープシミュレーション

      Twitterで、ロープによる三編みをHoudiniで作っているのを見て、Cinema 4Dでもできないかと思い挑戦してみました。 三編みをさせる動きは、上記のムービーを何度もコマ送りして見たおかげで動きを理解することが簡単にできました。このように先人の知恵を見せてもらえるのは、本来知らない土地で伊能忠敬並に苦労するところを、Google Mapを簡単に行けるようなもので本当にありがたいです。 簡単に説明すると、動きは∞の形に動いていたので、スプラインで∞の形を作りヌルを

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      • ボロノイで分割されたパーツを法線方向に動かす

        Twitterで下記のツイートを見ました。 たしかにボロノイで分割されたパーツの軸の向きはワールドに沿っているので動かすことはできません。サーフェイスの法線情報を反映させることはできません。 ただ、交差回避エフェクタを使うことでそれらしく見せることは可能です。 ボロノイ分割に交差回避エフェクタを割り当て、強度を0%から100%に動かすだけです。厳密には法線方向には動いているわけではありませんが、外に広がるように動くのそれらしく見えます。 実際法線方向に動かすと、オブジ

        • Cinema 4D R23のシーンノードで背面法のトゥーンラインの再現

          Cinema 4D R23で、オブジェクトをノードベースで生成するシーンノードという機能が追加されたので、背面法と呼ばれる方法でトゥーンラインを生成する方法を紹介します。 背面法3Dモデリングの輪郭線を出す方法はいろいろありますが、元のオブジェクトより一回り大きいオブジェクトを用意して法線を反転して陰面消去する背面法と呼ばれています。 今回はこの方法をプロシージャルで再現します。 プロシージャルで実現すること作成の前にノードで実現することを書き出します。こうしておけば作

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          Cinema 4Dでアニメ眉の表現

          手描きのアニメのキャラクターの前髪の上に眉や目が描かれるのは、キャラクターの表情がわかりやすくする表現です。 ただ、これを3DCGソフトを使っての2D表現にするトゥーンレンダリングやセルレンダリングという手法では、とても難しいのです。というのも3DCGソフトは基本的には現実に沿ってレンダリングをするため、手前に何かものがあれば隠れて見えなくなります。現実でも前髪が長ければ、眉は隠れてしまうのと同じです。 3Dツールによっては、前後関係を無視して強制的にレンダリングする機能

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          Cinema 4Dノードマテリアルでトゥーンの水を作る

          Cinema 4Dにノードベースマテリアルが搭載されたときに、トゥーン調の水をプロシージャルで表現したくて、2年くらい前に挑戦したのですが、そのときはあまりできが良くありませんでした。 アンビエントオクルージョンをマスクに波打ち際を表現したりと方向性としては悪くないのですが、リファレンスをよく見ずどうやったら水らしくなるかわからず作っていたのが丸わかりです。 その後、水の流れはそれなりできたのですが、岸辺の白波を処理はまだできていませんでした。 最近また挑戦しようと思い

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