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いちがや珈琲店〜しーちゃんの”私の生き方これでいいんかい?”

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授業実施日:2024年6月15日、16日、22日、23日 コミュニティデザインをキーワードに、丸亀、手島、東京でそれぞれ活躍するムサビ卒業生3人をゲストにお招きしてイベントを開…
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#武蔵美卒業生

イベント紹介レポート『いちがや珈琲店』〜しーちゃんの”私の生き方これでいいんかい?!”〜

2024年6月15日・16日及び6月22日・23日に武蔵野美術大学通信教育課程「コミュニケーション研究Ⅱ」/「社会形成デザインⅢB」の授業が行われました。 今回の授業では、「地域を元気にしているムサビ卒業生の活動に触れ、今後の活動や暮らし方のヒントを得られるイベント」をコンセプトに、丸亀、手島、東京でそれぞれ活躍するムサビ卒業生3人をゲストに迎えてオンライントークイベントを開催しました。40名の学生が全体統括班、広報班、イベント企画班、コンテンツ制作イベント広報班、コンテン

「陶芸をとおして辿り着いた ”はじまりの見えるものづくり”」

”本当に行きづらいような僻地の島に行こう”ー移住された活動のきっかけ、地域の場所を選定するにあたって大事にしていたところをまずお伺いさせていただきたいです。 京都にある職業訓練校で僕は1年間ろくろを学び直して、その時の同級生のうちの1人が島おこしとか限界集落みたいなところに興味があり、そういったところの島おこしみたいなことがしたいんだ、と在学中に話してたんです。僕自身は卒業した後に、自分のギャラリーと工房と家が1つになってるようなところを作って、そこで活動したいなっていう想い

「街を面白くしてるのは建築家だと思っていたけど、もっと色々な人が面白くしているのだと気づいた。」

”みんなでつくる学大高架下プロジェクト”ー現在のお仕事について詳しくお聞かせください。 メインは不動産開発のコンサルティングをしてます。 現在は学芸大学の高架下の地域密着型の商業施設の開発、運営のお手伝いをするお仕事の担当をしています。 この中にシェアアトリエとかシェアオフィスがあるんですが、どうやったらユーザーさんに届けられるか、企画を考えたり広告を作ったり、といったお仕事がメインです。 あとは建築の内装の設計とか、家具の選定とか、設計施工の会社さんと一緒に進めています。

「自分がやりたい 、これを今やると面白いなと思うことをやる。」

”街の風景に奥行きができるみたいな”ー1度東京でお仕事をされていて、このタイミングで丸亀に戻ろうと考えたのは、何かきっかけがあったのでしょうか? いつか帰ろうとは思ってた、みたいな感じですかね。いつか帰ろうと思っていて、ちょうど4年で区切りが良かったので、4年でじゃあ帰ろうかなみたいな感じで。そんな感じですね。 ーUターンで丸亀に拠点を移されて4年とのことですが、街で気持ちよく暮らす具体例や実感などはありますか。 お店に行って無言で帰ってくるんじゃなくて、あの雑貨屋さんの店