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【VALORANT premier】BIND IGL 解説

先週、premiereにてバインドの試合があったと思います。その2試合で個人的にIGLが上手にできたと思うので、自己満足でnoteを書いていきます。

僕たちが参加してるディビジョンですが、アドバンスド3です。平均ランクがプラチナ3~ダイヤ3とかそこら辺のディビジョンです。チーム内のランク差は最高プラチナ1~アセンダント3と結構広め。
ですので、アドバンスド以下のディビジョンに参加してるIGLプレイヤーは少しはこのnoteが参考になると思います。ぜひ最後まで読んでください。

試合結果

premierはコンペティティブと違って、敵とのフィジカル差が少ない上に連携やマップコントロール重視だと思っているので、チーム活動をしていない僕にとってはだいぶnoteが書きやすいですね。助かります^~^

noteの内容としては、フィジカルや定点の知識、報告等の総合的なチームの個人技が五分と仮定したときにマクロ的にどう動くと勝てるのかって感じです。また、解説というよりIGL目線の自己満足noteなので、若干読みにくい上にもしかしたら間違った事を書くかもしれません。ご了承ください。


チーム構成

先に軽くチームメイトの解説をしておくと、僕たちは6人構成でpremierに挑んでいます。チーム練習は基本無し。ぶっつけ本番です。
A君 デュエリストしか使えない。
B君 デュエリスト専。
C君 イニシエーターを押し付けられてるサブコーラー。
D君 バインドだけブリムストーンを使ってもらったデュエリスト専。
Eさん オーメンメイン。ブリムNG。
僕 ヴァイパーしか使いたくないIGL。補欠。
ってチーム構成です。
僕たちのチームでは、ランクが高いデュエリスト専が多いので、チーム火力が比較的高いです。そのため、コンセプトとしては「当たって砕けろ」を採用しています。


エージェント構成

1試合目

Eさんが急用で参加できなかったので、僕が代わりに出場しました。
僕たちの構成
レイズ、レイナ、スカイ、ブリムストーン、ヴァイパー
相手の構成
レイズ、スカイ、ソーヴァ、ブリムストーン、サイファー

2試合目

B君が熱を出して参加できなかったので、僕が代わりに出場しました。
僕たちの構成
レイズ、スカイ、ブリムストーン、セージ(即席)、ヴァイパー
相手の構成
レイズ、スカイ、ソーヴァ、ブリムストーン、サイファー

試合を通しての感想。

今回のバインドを2試合プレイしてみてアドバンスド3ではソーヴァを入れている構成が流行っているのかな?って印象でした。
即席チームや友達だけで参加しているチームだと、確かにヴァイパー運用は難しいから、リコンを覚えても覚えなくても強いソーヴァを入れているのだと思います。チーム練習の時間が無くても定点の確認するだけで十分ですからね。
サイファーに関しては、僕たちはラッシュしかしないので必要ないかなと思って構成には入れていません。優秀なIGLがいてマクロもミクロもとてつもなく上手いチームだったらサイファーは超強いと思いますが、即席チームとかだったら必要ないかなー。だったらレイナとか入れてフィジカルで壊した方がpremierの勝率は上がると思ってます。
では、僕たちはソーヴァを採用するのではなく、何故難しいヴァイパーを運用しているのか、作戦の解説をしながら説明していこうと思います。


作戦(アタッカー)

レイナとセージによる構成の違いがありますが、2試合目の攻撃は2本しかプレイしなかったので、基本的にはレイナを使って解説していきます。

①Aラッシュ

Aショートラッシュ

ファーストは必ずAラッシュ。チームメイトに自信を付けてもらうために、絶対にラッシュさせてました。ラウンド落としてもいいからサイト奥まで行ってこいと言ってます。
実際に、CTタッチをしたあとは犬でのランプ後取りやベンチとシャワーのクリアリングをしてもらってました。トリプル裏のスモークはCTタッチ後にランプ挟みをしやすくするためです。ヴァイパーカーテンはCTとランプの射線を一時的に隠せるので最強です。
前線が撃ち合いに負けたとしても、ヴァイパーとブリムストーンが空爆準備しているため、設置したら勝ちです。
この作戦の弱点はエントリー入口が一つしかないので、モロトフで簡単にラッシュが止められてしまうことです。なので、Aサイト内にブリムストーンとヴァイパーやゲッコー、レイズ等がいたら結構厳しいです。が、ファーストにモロトフをちゃんと買うブリムストーンはプラダイアセ帯にはいないので、楽勝です^^あと、敵にヴァイパーがいなかったのがデカかったですね。


②わんちゃん猫ちゃんエコ

エコラウンド

何故僕はヴァイパーを使いたがるのか、それはラークがしたいからです。
ただし、僕のラークが原因でラウンドを落としてはいけないので、基本的には僕たちがエコしている時や情報を欲しい時、印象操作にしかラークをやりません。(相手がエコの時にラークや一人で詰めるのはトロールです。)
この動きの解説ですが、最終BロングからシャワーへのTPを想定しています。
なんと、この斜めのヴァイパーカーテン、ナイフ歩きで時間ギリギリにトリプルとシャワーに行くことが可能です!!!!わんちゃんシャワーにいる敵をキルできないかなという精神で前へ進みます。キルできたらTPしてもらってAローテートキルできなかったら本隊はそのままBサイトに行くという感じです。ですが、基本的にはシャワーの敵をキルすることが可能なのでおすすめ。
Bにいる本隊については、「Bに行け」しか言ってません。Bへ向かうときに一番怖いのがBロングのエコ狩りマーシャルやオペレーターだと思うんですが、そこは毒でクリアリングできます。また、BウィンドウからBロングへのブラストパックでレイズがキルする事も可能なので、BロングTPは比較的成功しやすいです。
この作戦の弱点は、当たり前ですが回数を重ねる事に対策されていくことです。また、その対策の対策を即席チームだと実現するのが難しい点です。

例)ラークに対しての対策

シャワーをドライで詰められたり、ショートの入口でショットガンを持たれたりするのはだいぶしんどいです。そういう場合はカーテンの上げ下げを繰り返してラークをしない等の別の作戦を取る必要があります。
即席チームの場合は1回だけ、多くても2回やってみてください。


③スタンダード

情報収集&印象操作

これは細かい作戦や目的があるというわけじゃないです。ただ、相手の配置や癖を確認したい時や②作戦で得た「敵のヴァイパーはラークしてくるぞ」という印象を使って、A3に持ってこさせたいって感じです。実際にこのカーテンが厄介だったかは敵に聞かないとわかりませんが、僕はされたら嫌なのでよくやってます。
実際にこのカーテンとモクをセットした後に急いでBラッシュに参加したり、Aショートのラークに試みたり、或いはシャワーラークをして本隊がTPできるように動いたりとその場その場で色々してます。ここに関してはその時次第だし、勝負勘によって変わってくると思うので、「ヴァイパーはこういうこと考えてるんだな」って思ってくれたらうれしいです。なんも考えてない脳死ラークヴァイパーもいますが。
この動きの弱点については画像見てもらえたらわかると思うんですけど、Aショート詰めのケアが難しいです。めっちゃくちゃ。
ラークセットアップに対して前詰めしてくる人いるの?って思うかもしれませんがいます。ヴァイパーをプレイするときは気を付けてください。

Bラッシュに関しては特に書くことないので無しで。普通にラッシュしてました。


作戦(ディフェンダー)

レイナとセージの運用方法は似ています。今回はレイナを使って解説します。

①スタンダード

スタンダードな守り方

ヴァイパー構成の強みとしては、解除妨害の空爆やラークのほかにエントリー遅延のモロトフがあることです。
例えば、①作戦だとBサイトは前目に当たってもらい、Aサイトはアビリティで時間を稼ぐようにしていました。
通常はヴァイパーとブリムストーンはサイト別に配置されると思うんですが、それだとチーム練習をしていない僕たちだとチーム内での認識がバラバラになって動きにくいかなと思ってこの形を取りました。
「俺は前目で当たるつもりだった」「僕はリテイクしたかった」「カウンターがやりたかった」「情報だけ欲しかった」などなど、考え方や狙いは人それぞれなので、だったらAサイトにいる人は遅延だけして基本リテイク、Bサイトにいる人は強気に撃ち合ってくるという感じで、サイトごとに目的をわかりやすく分けました。
これだったらコールも10秒で終わるので、雑談でもしながら楽しくpremierできると思います。おすすめです。

ファーストラウンドでセージの壁は強力。


②シャワーカウンター

シャワーカウンター

スタンダードを少しいじっただけです。レイナはBウィンドウやBロング等に配置しても良いです。お任せ。
Bロングの索敵の鳥が鳴かなかった場合やシャワーの味方が敵と撃ち合った時に、レイズと狼がTPをしてキルを狙います。この際Bサイトは完全にリテイクを取ります。
この作戦も10秒でコールがしやすいので、初心者IGLさんにはおすすめです。


③ヴァイパーULT

ヴァイパーULTの運用方法

ブリムストーンとレイナを入れ替えた配置。
Aショートにヴァイパーultを使うと、大体はBローテートかシャワーに流れます。なので、Bサイトに3人を配置してBウィンドウとBロングのどちらかを死守してもらい、シャワーは一人で射線を通してもらいます。
Aショートからシャワーに人が流れた場合は、シャワーカウンターが刺さります。超強い。

シャワーセージは安定して強い。


まとめ

アタッカー

「Bウィンドウを取ろう。」

IGLで困ったらよく「シャワー取りたい」って言う人いると思うんですが、シャワー単体のみのエリアコントロールってあまりおいしくないんですよね。

シャワーからBにローテート

シャワーを取れたとしても、Bへの展開に40秒はかかります。1ラウンドの半分近くが歩くだけで終わります。めんどくさいね。そこからウィンドウやBロングのクリアリングを全て行う必要があるので、ゲームとしてはあまり面白くないです。
しかし、サイファーとヴァイパーを両方採用した構成だったらこの動きは超強いと思います。

赤→黄→緑の順番で見てください。

今考えた動きなので正解の動きかはわかりませんが、アンカーと言われる「待ち伏せ型ラーク」をシャワーに置いてあげることで、BロングからのTP後に安全にAへ攻めることが可能です。
サイファーがいることで一人でBの詰めやBロングを警戒できますし、ヴァイパーもランプラークや詰め待ちどちらもやりやすいです。というか、ヴァイパーいなくても配置をきちんと考えたらなんとかやれそう。。?
でも、即席チームではやれないかなーとは思います。実際に、2試合ともサイファーがいましたがアンカーの存在はいませんでした。アドバンスド3だからでしょうか?

エリアコントロールをしてみたいなら、まずはBウィンドウを取ることをおすすめします。
理由はお得だからです。

Bウィンドウからロングを挟み撃ち。

Bウィンドウをルンバ等で取ることができたら、ついでにロングも貰えます。本当にお得ですよね。1人を削った状態でBサイトへのエントリー、或いはシャワーTPのAローテできるので、相手目線たまったものじゃありません。
この動きの対策として、Bサイト内でスタックをする、Bウィンドウでジャッジを構える等がありますが、そういった作戦を誘えたら超でかいです。
例えば、Bサイト内でスタックされた場合は、敵目線情報が少ないのでAショートやシャワー等のエリアコントロール、ドライでのBサイトエントリーが刺さりやすいです。
Bウィンドウ内でジャッジを持たれてしまった場合は、Bロングからのエントリーをすることでジャッジへの対策が可能です。

ひとりぼっちのジャッジ状況。

チーム活動をやっている人たちはシャワーを取っても活かしやすい。逆に、チーム練習を一切していない即席チームはまずはBウィンドウを取ってから考えようって結論です。


ディフェンダー

「2コンは遅延。サイファーはカウンター。」

作戦の解説で書いたんですが、やはりヴァイパーを採用すると遅延力がバカほど強化されます。モロトフはラッシュ対策にもなるし、設置妨害、エリア潰し等色々使えるのでほんとに2コンいいですよ。

2コントローラーの守りで意識することは遅延を第一に狙うことです。モロトフを使わずにキルされたブリムストーンとヴァイパーはトロールだといわれてもおかしくないと思います。

サイファー採用の1コントローラーの場合だと、サイファーのカメラをカウンターに使うことですかね。確かにワイヤーも強いんですけど、バインドサイファーのキルワイヤーってバレバレな上にブラストパックや狼との相性がとても悪いので、警戒されたら弱いんですよね。チョークに張るワイヤーやカメラは別サイトに人数を寄せられるので強いと思います。
そこで、カメラをチームのために使ったら超強いのかなと思います。カメラに敵が映ったらスカイの鳥でカウンターを狙うなどなど。

カウンターの1例。

画像の通りのカウンターだったらBを2人で守れるし、キルに持っていける可能性があるので攻撃力が高いです。Aサイトにはレイズ、ブリムストーンともう一人を配置できるので両サイトとも高火力。いいですね。楽しそう。



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Cqnot_
@tarot_22

↑これは2試合目のスコアです。

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