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オンライン文化祭参加で得られるスキルその2ーイマドキの組織運営ツールへの習熟

こんにちは、電波隊長です。今回はオンやる週刊コラムの記事として、オンライン文化祭参加で得られるスキルについて紹介していきたいと思います。得られるスキルその2として、「イマドキの組織運営ツールへの習熟」を挙げさせていただきます。その1では、「動画編集能力」を上げさせていただきました。

オンライン文化祭の運営母体が「サイバー大学起業部」という有志のオンライン部活であり、facebookグループ上は100人以上が在籍しており、まさに老若男女、多種多様なメンバーが在籍しており、全員がサイバー大学の在学生・卒業生・教職員になります。

さて、文化祭を円滑に運営するには、しっかりした事前準備が必要ですが、前年の資産等なく完全にゼロからスタートしたので、決めなければならない事項、こなさなければならないタスクが山積み状態でした。例えば、文化祭を「いつやる?」「どこでやる?」「誰を呼ぶ?」「出し物はどうする?」というレベルです。

これは顔を合わせてみんなで決めれば良いわけですが、全員オンラインで誰もオフラインで会えない状況でもあったので、必然的にITツールに頼ることになります。

会議はもちろんZOOMを利用しますが、上記のようなタスク管理はEメールやSNSのグループチャットなどではとても捌き切れないボリュームがあります。そこで活躍するのが、「Slack」です。

SlackはSNSのグループチャットと掲示板の間のような性質を持っており、ログインすると、「チャンネル」という複数のディスカッションルームに分かれています。各チャンネルではそれぞれの別のディスカッションを進行することができ、進捗を報告したり、相談事に返事をもらったり、特定の方の助けが必要であれば、「@」をつけてメンションすることで、その人のサポートを得ることができます。

このツールは視認性がよく、「どのタスクがどこまで進んでいるか」が見える化され、話が進んでいないプロジェクトがあれば、早めに気づいてあげることもできます。

参加メンバーは自分のチャンネルのタスクだけに注意を払っていればよく、また自分の好きな時間に閲覧・返信ができるので、電話・テレビ会議のように他人の時間を奪うこともなく、「全員のスキマ時間」を効率的に利用することができるようになります。「スキマ時間の活用」はサイバー大学生・卒業生ならば皆持っているスキルですよね!

さらに威力を発揮するのが、アイコン機能で、その投稿に対するリアクションを追加することができ、「了解です」などで一言取らない上に、言葉では表し難い感情を表現することができ、たくさんのアイコンでリアクションすることで投稿者のモチベーションをも上げることができます!

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このツールは特にスタートアップ企業ではよく使われており、起業を目指す方々にとっては、覚えておいて損のないツールで、二者間の共同開発プロジェクトなどでは会社をまたいで利用されることもあります。私自身は、Slackで現在5つの任意団体に参加しており、5人以上くらいのグループでは十分威力を発揮するツールとなっています。また、仕事でも社内の内製チャットツールがあったのですが、対顧客でSlackが必要なケースが多いことから、現在はSlackの利用も推奨されています。テレワーク中心の働き方においても、チームで成果を出すために必須のツールの一つと言えます。

オンやるにおいても、Slackが非常に活発に使われており、2020年5月頃から使い出したと思うのですが、9月の文化祭開催1−2週間前に無料の1万メッセージに到達してしまい、過去のメッセージが見えなくなるまで使い倒すことになりました。有料版は任意団体として使うには高価すぎること、「誰も一万メッセージも遡らないだろう」という観点から、古いメッセージが見えなくても気にしないことにしています。

もし、Slackを使ったことのないサイバー大学関係の方は、是非オンやるに参加していただき、Slackの実際の運用を体験されてみてはいかがでしょうか?また、Slackに限らず、他のイマドキツールもガンガン活用していますので、そちらもお楽しみに!

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