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インターネットから子供を守る


最近の子供達は、小さい頃からスマホやタブレット、高学年になるとパソコンも利用している子もいるかもしれませんね。
1日何時間もスマホと睨めっこなんてザラです。SNSやゲームなんかやってると、宿題を忘れて夜中までやっているなんてことありますね。
親としては頭が痛い話です。
勉強の時間が取れないとか、睡眠不足はもちろん心配ですが、SNSなどをきっかけに悪への道に向かってしまうかもしれません。
家にいるときくらいは見守りたいところです。

インターネット接続には、ルーターが必要です。
ルータにはそのような機能が無いことが多いので、ここではSynologyのwifiルータを例に説明します。
Synology製のルータは特にフィルター機能が優秀で、お勧めしたいWifiルータです。

まず、最初に行うことは、時間制限です。
何曜日の何時から何時までは使っていいよ。って感じと
1日何時間までね!と利用時間を決めることができます。

2つ目は、
閲覧できるサイトを制限することです。
例えばアダルトサイトを開こうとしたら制限されている旨の表示がされて見ることができません。
このようにブロックした場合は、管理者(家庭の場合は親ですね)にそのようなアクションがあったことを知らせます。

3つ目ですが、
2つ目の問題点としては、開こうとして開けないので、子供自身も後ろめたさを感じますよね。
そこで、検索する段階で、そのようなサイトに誘導しないようにリストにすら出さないというものです。
これをセーフサーチと言います。
Google Yahoo Bingなどの検索結果にフィルターすることができます。

最後に、少しセキュリティよりの話ですが、
DNSとブラウザ間の暗号化をするということです。

すべてのサイトは、数字で構成されたIPアドレスで管理されています。
しかし、数字で覚えるのは大変ですよね。そこでそのIPアドレスと人間がわかりやすい名前を変換する機能が必要です。
その機能がDNSです。

簡単に説明すると、ブラウザで「www.example.jp」と入力すると、それをIPアドレスに変換するという作業をDNSがおこなっています。
DNSがなければ、我々はサイトにアクセスする際に「163.43.24.70」といったIPアドレスを使用しなければならず、非常に不便です。
つまりDNSはインターネットに無くてはならない存在になっています。

DNSはオープンな電話帳なので、そのやりとりが暗号化されずに通信しています。
その場合「盗聴・なりすまし・改ざん」の危険が生じます。
つまり、あなたがどこかのページを見ようとした際にDNSの出した結果のIPアドレスが、本来のサイトに行かないこともあるわけです。
まぁ、誘導されるということです。
サイトの見た目も同じように作られていたら、何も疑うことなくIDとパスワードを入力し、ログインしようとしてIDとパスワードが盗まれてしまうわけです。

そこでDNSの通信自体を暗号化してしまい、改ざんを防ぐ必要があります。
その技術がDoHになります。

詳しくは以下の動画をご覧ください。
https://youtu.be/Rn-TE7ZEd9I

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