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Adobeのプロダクトマネジャーの頭の中って?|日替わりnote #05/10

2021年7月9日(金)、CPO協会主催のオンラインイベント「PRODUCT LEADERS 2021」を開催します。イベント当日に向けて、合計10本のnoteをCPO協会のメンバーが日替わりで投稿します。5日目の今回は、株式会社メルペイ執行役員CPOの伊豫健夫が担当します。 

「PRODUCT LEADERS 2021」参加登録はこちらhttps://japancpo.org/lp/product-leaders-2021/

はじめまして、一般社団法人日本CPO協会の理事を務めます株式会社メルペイ執行役員CPOの伊豫(いよ)と申します。今日は、来る7月9日に開催を予定していますCPO協会初の主催イベント「PRODUCT LEADERS 2021」について、私の登壇するセッションを中心に少しご紹介したいと思います。

PRODUCT LEADERS 2021とは

グローバルなプロダクトの第一線で活躍する ”PRODUCT LEADERS” たちはどのようなレベルの人たちで、どのようなことを悩み、考え、日々実行しているのかということを、合計7つのセッションを経て体感することを試みるオンラインイベントです。

あえて「プロダクトマネジメント」「マーケティング」「エンジニアリング」といった職種・役割名ではなく「プロダクトのリーダーたち」と名を冠していることにも象徴されていますが、日々の現場仕事からは少し頭を飛躍させて、世界水準のプロダクト開発の事例に触れることで「プロダクトでリーダーシップをとるとは、つまりどういうことか」について考えるきっかけとなることを目的としています。

セッション「BtoCにおけるPdMの活躍」について

私の登壇するセッションは、Adobe社 Adobe XDのシニアプロダクトマネジャーであるElaine Chao氏のインタビューを軸に進行します。彼女は元・生粋のエンジニアということで、非常にロジカルなアプローチをもってエンドユーザ向けサービス構築の持論を展開していくところが特徴的なプロダクトマネジャーだなという印象を持ちました。

私自身、日々のプロダクト検討の場においては「UXリサーチやVoCなど、定性・定量的に把握できるFACT」と、「FACTにはなかなか表れてこない潜在的な需要やニーズの本質に気付く、一種の勘」の双方についてバランスを追求したくなるタイプの人間ではあるのですが、このあたりはそれぞれの企業や取り扱うサービスごとにいろんな”流派”があるのではないでしょうか。そのあたりご自身のご経験とも照らし合わせつつ聞いて頂けると、より面白みが増すセッションになると思います。

また後半、すべてのプロダクトリーダー達にとって重要な才能(?)の1つでもある「優先順位付け」と「その周知」について、彼女の考え方や工夫について触れるシーンがあります。Adobe社のような、歴史ある多数のレジェンド級プロダクトが並立している状態で、どのような優先順位検討が展開されているのか、大変興味深い内容です。

プロダクト開発の優先順位のつけ方というのは、会社のフェーズや各種リソースのサイズによっても大きく変わってくると思います。私自身もメルカリにいる時とメルペイにいる時では、プロダクト開発の優先順位付けやそれに紐づく体制づくりなどの手法を大きく変えてきています。このあたりも、お時間の許す限りご紹介できればなと思っています。

BtoCプロダクトに関わっている、ご興味がある方はぜひご覧ください

実はCPO協会の中でも直接的にBtoCプロダクトのリードを担当しているメンバーは少なく、そういう意味でも少し気合いが入っていますw 当日はElaine Chao氏のインタビュー後、みなさまから頂くご質問についてディスカッションする時間も長めに取ろうと思っていますので、ぜひ一緒に学びましょう。

「PRODUCT LEADERS 2021」参加登録はこちらhttps://japancpo.org/lp/product-leaders-2021/

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