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CPO協会ってこんな団体です!|日替わりnote #02/10

2021年7月9日(金)、CPO協会主催のオンラインイベント「PRODUCT LEADERS 2021」を開催します。このnoteでは、イベント当日までCPO協会のメンバーが日替わりで投稿を行います。本日の担当は、CPO協会運営の暮石です。 

「PRODUCT LEADERS 2021」参加登録はこちらhttps://japancpo.org/lp/product-leaders-2021/

こんにちは、CPO協会運営の暮石です。協会の設立前から運営のサポートをしています。本日は、協会の主な活動内容などをお伝えし、CPO協会がどんな団体なのか知ってもらえたら良いなと思います。

理事たち

CPO協会は今年1月に発足したばかりの新しい団体です。株式会社metroly CEO/CPOのKenさんとSansan CPOの大津さんが出会ったところから始まり、そこに以下の6人の頼もしい理事たちが加わり協会が発足しました。

・安達 隆(Takashi Adachi) 株式会社SmartHR 執行役員 / VP of Product
・伊豫 健夫(Takeo Iyo) 株式会社メルペイ 執行役員 / CPO
・古野 了大(Ryodai Furuno) 株式会社ビズリーチ 執行役員
・松栄 友希(Yuki Matsubae) XTalent株式会社 執行役員
・水島 壮太(Sota Mizushima) ラクスル株式会社 執行役員 / CPO
・宮田 善孝(Yoshitaka Miyata) freee株式会社  VP of Product Management
(敬称略)

協会は発足以来、定期的に理事会を開催しています。理事8人全員が参加してイベントの準備などを行っているだけでなく、情報交換などもしています。最近の動向や気になるプロダクトについて話すこともあれば、会社の組織について話すこともあり、話題は多岐にわたります。その様子を見ていると、CPO協会にはプロダクトづくりに携わる良い人材を増やしたいという目線だけでなく、会社内でどんな組織作りをすることがプロダクトづくりに重要なのか、どう社内のリソースを扱うべきかなどの会社組織や経営への目線を強く持っていることがわかります。協会はプロダクト人材のための活動だけでなく、プロダクトづくりをする会社の経営層のための活動をしていこうという気持ちも強く持っているんです。そのことはイベントのセッションテーマにも表れています。これから日替わりで理事たちが担当するイベントセッションテーマとそれぞれの思いについて語ってくれますので楽しみにしていてください。

協会活動その1:イベント

協会の主な活動を3つ説明させてください。

まずはイベントです。7月9日開催のオンラインイベント「Product Leaders 2021」の目玉はその豪華な海外スピーカーの面々ですが、これはひとえに協会代表理事のKenさんの力によるものです。シリコンバレーで長年働いてきたKenさんの人脈なしでは実現しなかったと言えると思います。Kenさん自ら全てのスピーカーにインタビューを行っています。どうぞご期待ください。

協会はこれからも年1-2回のペースで、このような海外からのスピーカをお招きしたイベントを開催し、海外の知見とともに、皆さんがプロダクトづくりと向き合う時間を提供するイベントを開催していきたいと思っています。協会内のミーティングでは海外からスピーカーを日本にお招きし、直接コミュニケーションが取れるようなオフラインイベント開催の案も出ます。もちろん現状では現実に計画が立てられるものではないのですが、運営としてもいつか実現したらと夢見る日々です。

協会活動その2:ウェブ記事

2つ目の協会の活動は、海外プロダクト人材にインタビューをしたウェブ記事です。イベントではいろいろなテーマ別に話を聞いていますが、ウェブ上の記事は「世界のプロダクト人材から聞くプロダクトマネージメント」をテーマに、現在の仕事内容や、プロダクトマネージメントに携わるまでのキャリアの変遷、プロダクトマネージングに必要な資質などを聞いていくシリーズ企画となっています。本日、初回記事である「Aria Niazi氏 前編」をアップしました。Aria Niaziさんは営業職からプロダクトマネージャーになった方です。営業職の時の経験をプロダクトマネージングに生かしているお話を聞くことができました。

他にも今の時点で3名の方のインタビューを終えていますが、それぞれにいろいろなバックグランドを持った方たちです。特にアメリカ市場には、日本に比べて人材が多いだけでなく、様々なキャリアパスがあり、転職も多く、多くの経験と知見が積み重なっています。プロダクトに向き合う方々の経験とそこから生まれる哲学をお届けしていきたいと思っています。インタビュー対象はプロダクトマネージャーだけではありません。プロダクトと向き合う人なら誰にでも興味を持ってもらえる記事シリーズだと思いますが、プロダクトマネージャーになりたいと思っている人、なったばかりという人にもぜひ読んでもらいたい記事シリーズです。

協会活動その3:調査レポート

3つ目は調査レポートです。プロダクトづくりに関する調査レポートを行い、皆さんに共有していこうと思っています。協会発足時に調査を行いました。この時には企業にどれほどCPOのようなプロダクトリーダーがソフトウェア開発をする企業にいるのか、プロダクト開発やそれに関わる人材への投資額が増えているのかなどの項目を調査しました。結果はこちらに公表していますので見てみてください。

今後、同じ内容の質問で出てくる結果がどう変わっていくのかを追って調査していくことも含めて、プロダクト人材に関する意識調査やプロダクトづくりの国内の現状がわかるような調査をしていく予定です。

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<設立を発表した記者会見。SansanのPRチームがサポートしてくれました>

協会運営について

日本CPO協会が広くオープンにプロダクトづくりに携わる人の役に立ちたいと考えているため、活動は全て無料で公開しています。日本CPO協会は、「日本と世界のプロダクト開発をつなぎ、日本のソフトウェアプロダクトをグローバルで通用する水準へ」という目標を掲げていますが、そのための1つのこだわりとして、非営利の団体として組織されました。

協会は営利活動をしないので、活動は寄付によって支えられています。当初は寄付をくださる協力企業さんを個別に対応していましたが、協会発足発表以降、個人の方からも協会の理念に共感し、支援したいというお言葉をいただきました。そのことを受け、法人・個人を問わず少額からクレジットカードで寄付をしていただける寄付受付システムを用意しました。

協会の協力会社さん、イベントの発表後にウェブ上の寄付システムから寄付をくださった方々は、皆さん協会の目指すものに共感し、応援する気持ちから支援をくださいました。寄付システムのコメントを通して温かい言葉をいただくたびに、「期待に応えたい!」と協会メンバー 一同の大きな励みになっています。

また、協会の活動に賛同して、無償で活動を支えてくださる方たちもいます。イベントに向けて力を合わせて準備を進めています。まだ生まれたばかりとも言える日本CPO協会ですが、みなさんの期待に応え、みなさんの役に立つ、そして日本のプロダクト開発の発展に寄与する活動を継続して行なっていきたいと思います。どうぞ皆様よろしくお願いします。


(法人の方で、協力企業についてご興味のある方はinfo@japancpo.orgにご連絡ください。)


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