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市民が創るウエルビーイングな街。
先日、デンマークの健康都市ネットワーク「Sundby Netværket」が主催するウェビナーに参加しました。このウェビナーのテーマは、ウエルビーイングエコノミーとWHO(世界保健機関)の欧州部が推進している「健康都市」の取り組みとその成功事例でした。都市開発や公共政策の決定において、市民がどのように関与し、その力を発揮できるかについて再考する貴重な機会となりました。
ウェルビーイングエコノミー
ファシリテーションの仕事
今週は、他部署でのチームビルディングの仕事を依頼されました。私はデンマークに来てから、チームビルディング、ファシリテーションのスキルを学んだのですが、自分の考えていることを説明したり、見える化したりすることに長けているデンマーク人の同僚にいつも関心しています。ファシリテーションは、その言語化、視覚化、振り返りのお手伝い。現場からその具体的な内容をレポートします。
ワークショップの概要
8時半か
日本×デンマーク お仕事手帳 働き方について
最近、日本のメディアを見ていると、働き方改革の話し合いがかなり定着してきたと感じています。その反面、実際の政策はうまく機能していないようにも思えます。私自身がデンマークと日本の両方で企業や組織の一員であった&ある経験から、働き方について今の職場を例に少し考えてみたいと思います。
デンマークで機能している施策
デンマークで働いていて、基本的な制度がきちんと機能して、個人の時間や家族の時間に、仕事
ソーシャルロボットの福祉での取り組み 日本発 デンマーク着
福祉大国デンマーク。医療、介護、育児、教育などさまざまな社会福祉の領域は税金でまかなわれています。
国をあげての介護ですが、近年は人口のますますの高齢化と同時に、介護職の人手不足が深刻な課題となっています。
このような状況をうけて、高齢者福祉事業の現場であるコペンハーゲン市福祉健康局でも近年スポットライトを浴びている課題の1つ。業務としてみた場合、人々にいかに高齢になっても元気でいてもらえるか、