令和2年論文式試験【監査論】

こんにちは。

令和2年公認会計士試験(論文式試験)の開示答案【監査論】を公開します。

得点比率等

第一問

素点:22/50

偏差値:60.4

第二問

素点:23.5/50

偏差値:64.3

合計

素点:45.5/100

偏差値:62.35

順位:189位

開示答案

第一問:偏差値60.4(素点22)

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第二問:偏差値64.3(素点23.5)

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所感

【第一問】

問題一の意義について、ギリギリ思い出しましたが、最初定義をド忘れしたのは本当に焦りました。そのため、定義から導かれる”効果”を書く時間はありませんでした。
毎年、典型論点(問題1)が必ず1題は出題される点に鑑みるとここで素点を稼ぎたいですね。
(そもそも素点が低く出るので、典型論点で満点を狙う戦法が一番賢い)
エンロンについても「短答の知識かよ」と思いつつ、TAC理論問題集には掲載されていたため、正確ではありませんが書くことが出来ました。
理論問題は、正確な”暗記”が大事になってくるなと思います。

【第二問】

事例問題は模試で会場一位を取ったこともあり(イキリ)、自信がありました。
偏差値的にも満足しています。

ただ、問題一のアサーションレベルの書き方に困惑し、かなりチキった解答になっています。(実在性を二つ書いたり、解答箇所が三つ別れているのに同じ内容を書いたりしてます。笑)
後の問題は気合いで持っていけました。
正直、事例問題はある程度典型的なポイント(下記参照)は暗記するべきだと思います。

1:収益(主に売上高)の架空計上ー実在性、発生
2:費用の過小計上ー網羅性
3:負債(主に引当金)の過小計上ー網羅性
4:資産評価が不適切ー評価
5:表示注記が不適切ー表示

※4は、在庫の滞留、固定資産の減損、貸引、工事損失引当金、損害賠償損失引当金と関連
※Twitterから引用

【まとめ】

出題予想より、「KAM・報告論」「四半期レビュー」「内部統制監査」を固めていた自分からすると、第一問見たときは「は??」となりましたが、結果的に偏差値が高めに出てくれました。

後、TACの論文問題集は、あの薄さで今回の理論問題を当てまくってくれたのは嬉しかったです。
TAC論文問題集と答練を完璧にすれば、科目合格は狙えると思います。

監査論のコツは、”全体像の俯瞰”と”理由の理由を考えるクセをつける”ことですかね。

今回は以上です。

参考文献

https://www.tac-school.co.jp/kouza_kaikei/sokuhou_ronbun.html

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