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【Chicago Booth】2年間の学び:リーダーシップ

Chicago Boothでの2年間も終わりに近づいてきました。自分のためにも、2年間で学んだことの中で特に印象的なものについては、言語化して整理したほうが良いと思い、少しづつですがnoteの記事にしていきたいと考えています。

まずは、リーダーシップについて。

LEAD

Booth唯一の必修授業、LEAD。「リーダーとはこうあるべき」というような講義はほぼなく、自らを徹底的に分析し、行動を振り返ることが中心でした。

LEAD自体がオリエンテーションの重要なパートを占めているということもあり、LEADを通じて、リーダーとしての自分自身のポテンシャルや、MBAでの成長機会に気づくことが出来たと感じています。特に、何かしらのチャレンジが与えられている場合や、ローコンテクスト&ダイバーシティな環境における自分の強みや、弱み、貢献出来そうな部分、課題になる部分が洗い出されたのは非常に良かったと思います。

一方で、課題の改善という部分については、当然一朝一夕で達成するものではなく、寧ろMBAの2年間でも足りないくらいで、卒業後も継続的に取り組んでいかなければいけないと今は感じています。

(LEADでの体験については、本当に強烈なものが多く、機会があれば言語化したいと思う一方で、モジュールのネタバレになってしまうのは本意ではないので、塩梅が難しいところです。)

Ambidextrous Leadership

もう一つ、Boothでのリーダーシップに関する自分の取り組みとしては、尊敬するHarry Davis教授が開講してくれた5週間のミニコースへの参加が挙げられます。Boothにおけるリーダーシップの学びとしては、このミニコースが一番印象的でした。

「リーダーシップ像は個人に一つ固有なものではない。状況に応じて複数のキャラクターを使い分けるべきである」という教授の教えは、自分のリーダーシップに対する考え方、取り組み方をガラッと変えるほどインパクトのあるものでした。

また、教授は常に、リーダーシップは「Lifelong Learning from Experience」だと仰っており、そのことも自分自身のリーダーシップに対する考え方、取り組み方、タイムスパンを大きく変えたきっかけとなりました。

だからこそ、LEADを通じて見えてきた自分の課題については、MBAの2年間ですべて解決できるものではなく、卒業後も継続的に取り組んでいかなければなりません。また、その過程で新たな課題、必要なキャラクターが見えてきて、次はそれに取り組んでいく、というサイクルを回していくのだと強く思います。

最後に、このミニコースで紹介され、特に印象に残っている言葉を引用させて頂きます。

You'll make mistakes along the way... but it'll be one of the most rewarding things you do

意識改革、というと少し大げさかもしれません。しかしながら、Boothでのリーダーシップについての学びは、「リーダーシップ」という枠組みのみならず、自分自身が物事に向き合う姿勢や、成長に関する考え方、将来への取り組み方といったことにも深く影響を与えてくれた、素晴らしい経験だったと思います。



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