本試験日の戦略(持ち物編)

公認会計士試験の短答において、同じ知識をもっていても、持ち物や解く順番、時間配分によって点数が結構変わります。

筆者が本試験日に意識していたことを綴ることで、これから短答を受ける方に新たな発見などあれば幸いです。

ただ、人それぞれ性格は違うので、自分のやり方がある人はその軸をぶらさない程度に取り入れてください。

持ち物編と科目ごとの戦略編に分けて記載します。本記事は持ち物編です。


持ち物

基本的な筆記用具は前提として、+αで持って行ったものを書いておきます。
・ホッチキス
・蛍光ペン
・耳栓
・レッドブル(缶ボトル)

・ホッチキス
本試験では、問題用紙の中央にミシン目が入っており、切り取ることが可能です。筆者は全て切り取り、企業法・監査論は表紙と問題用紙で分け、問題用紙にホッチキス留めをしました。財務会計論・管理会計論では表紙と問題用紙と計算用紙に分け、問題用紙と計算用紙にホッチキス留めをしました。
表紙と問題用紙を分けた理由としては、問題用紙の裏の白紙に、自分の回答を記入することでマークシートのミスを減らすためです。
問題用紙⇔表紙裏の回答、表紙裏の回答⇔マークシートで二重チェックすることによってミスが減るのではないかと考えました。

・蛍光ペン
本試験では、マークシートを塗るものとして鉛筆もしくはシャープペンシルとされていますが、問題用紙に書き込むものとしての制限はないため、蛍光ペン等色のついたペンも使用OKです。
筆者は計算問題において、何が問われているか(資産除去債務なら、費用or利息費用or減価償却or債務額、また何年度の額なのか)にペンで印をつけました(黄色を使用)。
今書いていて思いましたが、理論の×肢の根拠に印をつけるのもいいかもしれないです。

・耳栓
これは単純。電卓を強く叩く人対策です。特に通信生かつ普段家で勉強している方は、リラックスした状態で勉強し答練などを解いていますが、本試験と環境が違いすぎるため、本番ストレスが半端なくなり問題に集中できない事態もあります。そのため用意して損はないかと。
ただ、耳栓は個人的に不快感もあるので、普段の答練や模試などで、音によるストレスと耳栓によるストレスどちらが大きいかを実験し、使用を検討してもらえればと思います。

・レッドブル(缶ボトル)
本試験では、机の上に出すもの以外はカバンの中にしまわされます。かといって、缶のレッドブル(その他エナジードリンク等)を試験前に一気飲みするのは体の負担も大きくなりそう。
ということで、キャップがついてるレッドブルなら科目間で分けて飲めるし、蓋もあるからこぼれないということで、筆者はとても良かったと思っています。
(本番、蓋の締め具合が緩く、カバンの中にこぼしてしまったので、ちゃんと締まってるかは確認してください笑)


受験を経験された方で、これ持って行って良かったというものがあれば、教えてくださると嬉しいです。ここに追加で記載するかもしれないです。

次回は科目ごとの戦略編です。


おまけ 

筆者が短答受験生のとき、短答の合格者は神だと思っていました。しかし、受かった今、神でもなんでもなく、ただの受験生であることがわかりました。

今、この記事を読んでくださっている方の中にもし、当時の筆者のように、短答合格者は神と思っている方がいらっしゃるなら、考えを改めてください。僕は神ではありません。

なので、受験生の戯言ぐらいの感覚で読んでください。




















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