短答教材と使用感

2020年8月短答後、東京CPA会計学院の上級総合コースにて勉強を開始しました。
それまでは市販の教材だったため、一新して全て当該予備校の教材にしたため、その教材と使用感を残します。
勉強方法については、まだ短答受かった身分で一丁前に語れないので、控えさせていただきます。

凡例
使いやすさを星5段階(最高を5)
短対→短答対策講義 圧縮→圧縮講義 ()内は先生


財務会計論(計算)
個別 72/96
 短対(渡辺)   ☆☆☆☆☆
2022年の短対は違う先生が担当するらしいのでわかりませんが、2021年のは問題数は70問(回転するのは50問ちょい)で網羅生も問題なしでした。このレジュメに載ってないのが本試験で出た場合即ギリすればよく、さらに解く問題に集中できるので、神教材。

 コンサマ ☆☆☆☆☆
短対レジュメや答練で間違えたところの注意などを書き込んで、直前期は電車の中で1周してました。まとめノートなどを作らずに済むので便利でした。神教材。


構造 20/24
 圧縮(国見)   ☆☆☆☆
レギュラー講義と同じテキストを使いますが、過年度生ならそこわかりきってるよっていうところの説明を省いて進むため、講義回数が少なく、筆者にとっては良かったです。
ただ、5月短答の連結は在外子会社のシンプルなやつが出題されたため、講義が生きたかが不明なところから星4。

財務会計論(理論) 64/80
 短対(渡辺)   ☆☆☆☆
1冊目が伝統論と概念FWで、2,3冊目が会計基準論点。
講義は章ごとに配信のため、金融商品は5時間ほどあり、心折れて講義見るのはやめました笑
ただ、節ごとに過去問とオリジナル問題が混ざってるので、レジュメの問題ちゃんとできれば正答率8割は堅いので星4。

 LEC一問一答 ☆☆☆☆☆
超絶分厚いので、最初の1周で心折れずに頑張ればどんどん楽になると思う。前回の短答時は演習でこの問題集のみ使って8割取れてたので最強。

管理会計論(計算) 14/60
 短対(植田・池邉)   ☆☆☆☆
植田先生の計算と理論がセットになった短答対策講義を受講し、理論は下記に記す通り得意になったが、計算は本試験レベルになれなかったので、池邉先生の短答対策講義(過去問の重要論点を集めたやつ)で演習しました。内容はとても良かったですが、筆者が点を取れず(2問)不甲斐ない思いから☆4。

管理会計論(理論) 35/40
 短対(植田)   ☆☆☆☆☆
ポップな感じで講義してくれて、理論の説明をとても幅広く分かりやすく扱ってくれるので、死角無しの教材!2020年の8月短答では4ミスしていたが、今回の短答では1ミスだったので、結果が物語ってる。
2021年目標では印刷がギリギリで誤植も多かったが、2022年目標では改善されてると想定して☆5

企業法 70/100
 短答(高野)   ☆☆
2021年目標では改正論点があり、短対ではそれが反映された状態で講義が配信されるということで受講した。結果的に70点は取れたから教材の構成は悪くないんだとは思うが、いかんせん誤植が多いし、講義で話してることが間違ってることもあったので☆2。
2022年目標では少し改善されてるかも。
ただ、過去問の載ってるレジュメは☆3。

    LEC一問一答 ☆☆☆☆
短対のみでは不安だったので、補助教材として重要論点だけ利用した。網羅生、解説共に十分。全範囲やってないので☆4

CPAに過年度生として入られた方は、圧縮+問題集をオススメする。

監査論 70/100
 短対(松本)   ☆☆☆☆
監査論の全体を把握するには松本先生の講義が最強だと先生自身が自負しているし、確かにそうだと思う。声が優しすぎて寝ちゃうことも多々あり星4(ごめんなさい)。
レジュメに過去問とオリジナル問題が載っていて、網羅生も問題なし。本来、85点を目標にするらしいが、筆者は70点だった。これもごめんなさい。

おまけ
暗記系について、大きくインプット型(テキスト読み込み)とアウトプット型(問題演習)に分かれる。
筆者はテキストを読んでも文字を目で追うだけで全然頭に入らず、典型的なアウトプット型であった。個人的に、アウトプット型の人間は計算が得意な傾向にあるので、企業と監査は70点で十分だし、アウトプット型でも70なら負担にならず取れる範囲であると思うので目安にしてほしい。(80点を越えようと思うと、インプット型で体型的な理解が必要になってくる)

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