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【2023年1月】いまは相場サイクルの〇〇にいる!投資すべきは〇〇

【いまは相場サイクルのどこ?】


2022年は経済が過熱してインフレが上昇し、金利が上がりました
これは逆金融相場の定義そのものです

逆金融相場の次に来るのは「逆業績相場」
金利が上がって経済活動が低下するのに合わせて株価が下がる時期

業績悪化懸念の強いときは生活必需品株が変われる傾向があります

そして今の株価をみるとまさに生活必需品株の評価が高まっている時期(グラフ中のVDC/SPY)

生活必需品株割合

金利が上がって市場が業績悪化懸念を持っている今の状況は逆業績相場
今は冬なので、種をまくのはもう少し後ですね

【冬の到来・春に備える】

今のマーケットは冬です

過去20年をみても今と同じほどくっきりと冬の傾向がみてとれたのはリーマンショックのときだけ

グラフをみてもわかるように生活費実需品株(VDC)があがって、一般消費財株(VCR)が下がっている

生活必需品株、一般消費財株割合

これがいつまで続くかはわからないが、今が冬だと認識しておきたい

【悪いニュースで株価が上がる?】

今は逆業績相場にいると思います

まだ企業業績は悪くないけど、金利が上がって株価も下がり、生活必需品株が買われています

ここから業績悪化のニュースが出てきて、しばらくして反発が通常の動きかと思いきや、最近は「悪いニュースで株価が上がる」現象が

これは一般に、逆業績相場から金融相場へ移行するときにおこる現象

景気が悪すぎて金融のテコ入れをするしかないだろうと、金融緩和を期待して悪いニュースで株価があがる

・・・でも少し待って

まだ業績悪化していないのに流石に期待先行しすぎではないだろうか?
株式市場にはまだ楽観論が残っているようだ

【ソフトランディング?】

現在は2022年の株価急落の後の反発局面にあります
米国雇用統計の結果を受けて、経済が悪化せずにインフレ抑制ができており株価はここから上がるという声もあります

ただ、10年国債と2年国債の利回り差はマイナス
逆イールドが出て景気後退にならなかったことは過去にない

長短金利差

今の株価上昇は短期間のチキンレースの可能性があります
1,2年後には本格的な下落が生じるように思われてならない

【ゴールド無敵説】

2022年6月に逆イールドが発生しています
そして過去には、逆イールド発生後には100%景気後退が発生しているのはよく知られているところ

それならば株を売ってしまえば良さそうなところですが、難しいのは逆イールドが発生してから景気後退までには1年半程度のタイムラグがあり、その間に株価が上がる傾向があること(そしてその上昇率が2桁あるので完全に捨ててしまうのも惜しい)

株を買って景気後退までの株価上昇の恩恵を得られればベストですが、それは景気後退とのチキンレース
チキンレース=マーケットタイミングで、そんな器用に売り抜けられるとも思えない

ではどうすればいいのか?
そんな中、ひときわ輝く実績を持つのがゴールド

金とS&P500対比

逆イールドが発生してから景気後退までの間は株に負けず上がっていき、景気後退によって株が下がる局面では、株を置いてそこからさらに上がる

ポイントは景気後退による株価下落におびえるチキンレースに乗ることなく、逆イールドから景気後退までの株価上昇と同じ恩恵を得られて、かつ景気後退時にはさらに大きなリターンが得られる点

ゴールドには金利が付かないとはよく言われるけれど、今と似た経済環境の中ではゴールドが圧倒的なパフォーマンスを示している

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