~修了考査当日編~

みなさん、こんにちはJです。
 
前回は修了考査の試験勉強について投稿しましたが多くの方に見ていただけて嬉しい限りです。
ありがとうございました。
今回は第二弾ということで試験前日・当日編を投稿していきます。
 
早速ですが本題です。
皆さんの当日の備えの参考にしていただければと思います。
 

試験当日


2日間の共通事項の整理
・5時起床
→試験開始3時間以上前には必ず起床し頭が動く準備を心がけていました。
・5時半前に家を出発し7時には会場付近へ到着するように行動。
・会場:日本橋
・日本橋付近は土日早朝からカフェが営業していない可能性が高い(重要)
→私は7時ごろから東京駅構内のスターバックスを利用しました。
・当日朝に確認するリストの整理を事前に済ます。
・会場付近の地図・カフェ等の営業状況の把握は必須
・論文式試験と違う点はストップウォッチを持ち込めず時計が必須です。
 
合格して感じたこと
 
・正当出来る問題を落とさない(A論点)
→合格率が依然より低下しているが、解ける問題は必ずあり確実に抑える。
・埋没問題は考えすぎずその場で書ける範囲で書いて深く悩まない。
→埋没問題に時間かけて答えを絞り出すより短時間で解答しとれる問題着手
・時間のかかる問題は後回しにする
→3時間あるから余裕と思っていたものの当日3時間は一瞬で時間配分に注意
・符号に気を付ける。
→ほとんどの科目で「―」や「△」等の符号をつける問題が出題されるのでよく文章を読むこと
(私は付け忘れていた解答が多く試験終了後ずっとひやひやでした)・求められている解答を意識する。
→結論さえ間違わなければ記述の方向はぶれないので点数が来るものと考えられる。
・絶対に空欄を作らない
→周りの合格者に聞いても空欄のない方は合格していた印象です。
空欄の場合点数はきませんが、何か書いてあれば部分点も狙えるようです。
 
 
1日目
・会計に関する理論及び実務10:00-13:00(3時間)
・監査に関する理論及び実務14:30-17:30(3時間)
 
会計に関する理論及び実務

・制限時間内に解ききれないことはない感覚でした。
解くペースとしては、 
全てのページをざっとみて論点・内容の把握
    ↓
・第一問から着手
・手が止まる問題は後回し
・埋没が想定される問題はその場で持つ知識又は書ける範囲で埋める
 
この3点を意識しました。
私はこの会計科目でCF計算問題において符号を付け忘れるミスをして以後気を付けようと気を引き締めるきっかけとなりました(結局その後の科目でも緊張や焦りから同じミスをしたものの合格は出来たので小さなミスは気にしないことが一番です。)
 
監査に関する理論及び実務
 
結論:時間が一番ない科目です。
当日のことを振り返っても3時間書き続けていた記憶しかありません。
 
問題に目を通す。
   ↓
ひたすら下記を意識して記述していました。
・暗記はきだし系はすぐに埋める。
・手続きの理解が必要な時はイメージをしながら記述
・時間が厳しい場合は解答欄の8割埋めたら次の問題に進む意識
 
監査では実務のような問題が出題されることも多く、試験勉強はもちろんですが試験中に現場対応となる問題も多かった気が個人的にはしました。
このような問題については、日頃の実務で実施している手続きを思い浮かべながら論点と紐づけて解くことを心がけていたと思います。
 
 
2日目
・税に関する理論及び実務 10:00-13:00(3時間)
・経営に関する理論及び実務14:30-16:30(2時間)
・公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理17:30-18:30(1時間)
 
・税に関する理論及び実務
 
ページ数が多いので内容理解が大切な科目の一つです(特に会計・税務)
解答においては
・法人税・消費税→取るべき解答箇所を確実に抑える。
・所得税・相続税・国際課税→法人税・消費税よりは重要性が劣るもののほぼ確実に出題されるので基礎論点は確実にとること
・一つの同じ事案において法人税・消費税・所得税等それぞれどのような処理が考えられるといった問題が出題されることも多く各税間の違いについて考えることが大切
・符号をつけることや計算式を示すといった指示があることにも注意する必要があった。
 
 
・経営に関する理論及び実務
 
・比較的時間に余裕はあり
・計算問題は%の四捨五入、切り捨てといった指示に注意
・計算結果の回答の内容に沿った記述による解答
・IT部分については記号問題も多くこれまでの理解を現場での問題へのあてはめが多かった体感
・IT科目ではありますが監査の一種であり監査と同様どのような手続き、証憑が必要になるか意識すると解答への道筋が立ちやすかった。
 
・公認会計士の業務に関する法規及び職業倫理
試験当日までに覚えた内容のはきだしがメインです。
公認会計士法や倫理規則の重要語句を覚えてきていればそれなりに対応出来たのではないかと思います。
記号問題や複数答えがあるもの(セーフガードや基本原則のあてはめ等)も出題されるので
暗記+現場での柔軟な対応でした。
 
また、個人的には最後の科目で疲労や集中力の低下も生じることがあるので最後まで気を引き締めることも大切だと感じました。
実際、普段かけるような漢字が書けなくなったり、ふと覚えていたことが飛んでしまうなんてこともありました。
 
簡単ではありますが以上となります。
あくまで私の感覚であり捉え方はそれぞれ感じるものがあると思います。
私としては、7月から対応したことで勉強してきた自信をもつことや、もし落ちていたとしてもこれだけ勉強して落ちたのなら仕方がないと思えた事実もありました。
試験当日はいくら気を付けていてもケアレスミスや文章の見落としは起きてしまうものだと思うので気にせず一科目一科目試験当日は向かって行くことが合格への近道だと思います。
これから受験予定がある方は頑張ってください!


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