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はじめまして!奈那です。
今日から始めました!
脳性麻痺混合型の困った事や対処法、症状などを当事者目線で書いていきます。
よろしくお願い致します。

脳性麻痺とは

脳性麻痺とは、お母さんのお腹の中にいる間から、生後4週間までの間に発生した脳への損傷によって引き起こされる運動機能の障害を指します。進行性疾患、一過性の運動障害や、将来正常化すると予測されるような状態では、脳性麻痺には該当しません。脳への損傷の主な原因としては感染、低酸素、脳血管障害、核黄疸などが挙げられます。原因が不明な場合も多く存在します。脳性麻痺の診断を行う際には、門診、お子さんの診察所見、頭部MRIなどの画像検査などを参考にします。さらに精密な検査を要することもあります。脳性麻痺と診断された場合、根治療法はありませんがリハビリテーションや、筋緊張や不随意運動に対する薬物療法などを行うことで、日常生活の様子が改善することがあります。


脳性麻痺の身体的特徴は?

脳性麻痺の主な症状には、手足の麻痺、体が硬くなる、反り返りが強くなる、手足が不随意に動く(不随意運動)、バランスが悪くなる、知的発達障害、 嚥下障害 えんげしょうがい などがあります。 そのほか、視覚障害やてんかん、情緒の問題がみられることもあります。

脳性麻痺のタイプ

麻痺のある部位や症状などにより「痙直型」「アテトーゼ型」「運動失調型」「混合型」に分けられます。脳性麻痺のタイプ別の特徴は次のとおりです。
痙直型:この型は脳性麻痺の70%を占めます。筋肉が過剰に緊張するため、筋肉が硬くなって筋力が低下し動作がぎこちなくなります。影響が両腕と両脚に及ぶ場合(四肢麻痺、ししまひ)、主に脚と下半身に及ぶ場合(対麻痺または両麻痺)、片側の腕と脚のみに及ぶ場合(片麻痺)の3パターンがあります。麻痺を起こした腕や足は、硬直して筋力が低下します。「痙性四肢麻痺(けいせいししまひ)」と呼ばれる子どもの場合、けいれんや嚥下障害に加えて、精神遅滞(知的障害とほぼ同義、重い場合もあります)がよくみられ、嚥下障害があるとむせやすくなります(誤嚥、ごえん)。誤嚥を繰り返すと、肺に回復不能な損傷が起きることがあります。「痙性両麻痺」と呼ばれる子供の場合は、一般に精神発達は正常で、けいれんを起こすのはまれです。「痙性片麻痺」の子供では、約4分の1の方で知能が平均より低く、3分の1の方にけいれんがみられます。
アテトーゼ型:脳性麻痺の小児の約20%にみられ、自分の意志に関係なく手足や体が動く「不随意運動」が起こり、姿勢を保つことが困難な状態で左右対称の姿勢が取りにくいタイプです。このタイプの子供の場は、一般的に知能は正常で、けいれんを起こすのはまれです。
運動失調型:脳性麻痺の約5%を占めます。体の協調がうまくとれず、動きが不安定で、筋力低下や筋肉のふるえがみられます。そのため、速い動きや細かい動きが難しく、脚の間隔を広く開いた不安定な歩行になります。
混合型:上記3つのタイプのうち複数のタイプの症状が現れるもの。
脳性麻痺の有無は、生まれた直後に見分けるのが困難ですが、赤ちゃんの成長に伴い、歩く、座るなどの動作に支障が現れ、筋肉の痙攣(けいれん)などの症状が起こります。また、麻痺の症状、部位、程度は個人差があり、患者さんの成長とともに変化することもあるのが特徴です。
脳性麻痺は、原因である脳の傷を治す方法がないため、脳性麻痺の症状と生涯付き合う必要があります。ただし、リハビリや薬物療法などの活用で、症状を軽減することは可能です。
 
私はこの4つのタイプの混合型です。


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