脳性麻痺の身体の変化②〜制度の壁〜
前回の記事で、脳性麻痺の身体の変化を書きました。
今回はその第二弾として、脳性麻痺の身体の変化と制度の壁についてお話します。
制度は、0歳〜18歳までを子ども
市役所の窓口は、子ども支援課(地域によって名称は異なります)
18歳以降は、大人
市役所の窓口は、障害福祉課(地域によって名称は異なります)
と変わります。
そのため、車椅子、工房椅子、その他日常的に使っているもので、18歳以降も、引き続き使う予定のあるものは、今壊れていなくても、18歳の誕生日がくるまでに、作製しておく事を強くおすすめします。
私の場合、手動車椅子を日常的に使用していたため、手動車椅子は、新規申請しましたが、電動車椅子は、当時使う予定がなかったため、新規申請しなかったのですが、大人になってから(18歳を過ぎてから)申請するのは、住んでいる県の県のリハビリテーションセンターに行って、判定を受けたり、どうして、その車椅子が、必要なのか文章で伝えたり、手動車椅子だと、坂を登るのが大変だと分かる写真を撮ったり、動画を撮って県のリハビリテーションセンターに送ったりしないといけなくて、大変なので、新規申請をしておけば良かったと後悔しました。
上記の事を知らない人もまだまだ多いのが、現状なので、私みたいに苦労する人が減ると良いなと願うばかりです。
最近自分自身の身体が動かなくなってきて、強く思うのは、18歳でリハビリ中止をするとか、18歳になったら制度の壁を高くするのではなく、18歳以降も手厚くして欲しいと思います。
もちろん、子ども自体は、成長が早いので、色んな物が身体に合わなくなるのが早いので、先生の申請ですぐ作れる環境には、とても感謝しています。
なかなか難しい問題ですね。
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