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直島旅行記

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大学生活の最後の1週間。思い付きで芸術の島、直島へ一人旅に出かけた。そこでは、強烈な芸術の力を感じ、温かい島の人たちとの出会いがあった。そんな、2泊3日の一人旅を綴った旅行記。
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記事一覧

雨とプリン -直島旅行記vol.1-

畳の上に胡坐をかいてプリンを食べている。 今日は嬉しいことに雨だ。 日本家屋と雨。濡れた…

renya
3年前
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”不自由”な”自由”の女神-直島旅行記vol.2-

プリンを食べた後、元気を取り戻した自分は「家プロジェクト」の一つである「はいしゃ」に向か…

renya
3年前
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護王神社-直島旅行記vol.3-

「はいしゃ」の興奮冷めやらぬまま、家プロジェクトの最終地点である「護王神社」に向かった。…

renya
3年前
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Tee's DELI GROCERY-直島旅行記vol.4-

本村から帰ってくると午後5時であった。宮ノ浦港周辺のお店はほとんどが午後6時開店であった…

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3年前
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豊島横尾館-直島旅行記vol.5-

二日目の朝。清々しい朝だった。昨日の曇天とは打って変わって満天の青空だ。今日は月曜日で、…

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3年前
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豊島美術館-直島旅行記vol.6-

風がきもてぃぃ~~~ 豊島横尾館から少し懐いてきた暴れ馬に乗って豊島美術館に向かった。豊…

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3年前
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心臓音のアーカイブ-直島旅行記vol.7-

心臓音のアーカイブ ここで人は様々な想いに浸るであろう  人の命の脆さ 脆さ 尊さ ー 何かを残したいと願いと何も残りはしないという想いとー 心臓音のアーカイブはアーティスト・クリスチャン ボルタンスキーによる作品である。豊島の瀬戸内海に面した場所に作られたこの作品は、ボルタンスキーが世界中から収集した心臓音を使ったインスタレーションである。 のんびりした豊島美術館の雰囲気を引きずったまま、豊島の端にある「心臓音のアーカイブ」に向かった。道中に色とりどりの花々(各々

タモさんと若手芸人-直島旅行記vol.8-

豊島から直島・宮ノ浦港に戻ってきた。二つの島を行き来するフェリーの本数は少なく、最終フェ…

renya
3年前
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100生きて死ね-直島旅行記vol.9-

最終日の朝。今日もかなりの晴天だ。キッチンに向かうと、小野さんが朝食にフレンチトーストを…

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3年前
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