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育成環境を作る 長野県箕輪町での挑戦

10月も下旬に入り、長野では朝晩はだいぶ気温が低くなってきました。私は長野に生まれ長野で高校生まで育ちましたので、季節から感じられる長野が好きです。東京で長く15年ほど仕事をして、東京・関東の仕事は我々の関東チームメンバーに現場は託し、私は3年ほど前に長野中心の生活に切り替えました。とは言っても、しばらくの間は実質東京・関東にいる時間が多く、長野にいられるのは月5日あるかないかという状態でした。それがいつの間にか、長野での仕事が増えていて東京・関東に行きたくてもなかなか時間が作れなくなってしまっている、現在の状況です。
私には長野でやり遂げたい事があります。それは、アスリートの育成環境を作るという取り組みです。これがまたなかなか大変ではありますが、楽しみながら作る過程で得られる事が沢山あるので、自分自身の心の充実感は大きいものがあります。ところが、最近はそのギアを上げた影響かストレスフルになるところもありますが、これは1つ階段を上がるために必要な事だと理解をしています。

ここでいう育成とは、プロスポーツ選手や世界レベルで活躍できる選手を排出することもその1つです。ですが、プロというステージまで登らずも、高校で日本一になる、高校日本代表になる、中学校が日本一になる、小学校のクラブチームが毎年全国大会に出るなど、わかりやすく言えばこのような事も1つの目標です。もちろん、こうした競技大会の結果だけではなく「目標をもって頑張る子供たちがたくさんいる」、「スポーツを楽しそうにやっている」、「スポーツ参加率が高い」、「子供から大人まで体を動かす事が習慣化している」、「スポーツ推進タウンである」等々、最終的には競技スポーツ意外のところへの影響が出てくる事をもって、成功だと言えると思っていますし、私自身がやりたいのはそうした包括的な取り組みです。
育成は競技者のみを育成ではなく、まずはそのベースとなる人材育成・人間育成が大切だと思うのです。となるとやはり幼児期から高校生までの時期が大切だなと思っています。

「普及ー振興ー育成ー強化」と、育成をしようにも普及や振興が伴っていなければ形にはできないと思いますので、今の段階では普及や振興に重きを置いて、そして少しの育成、強化を取り入れながら取り組んでいきたいと思っています。
長野でのこうした取り組みは、箕輪町を中心に私なりに考えてきましたが、今後は長野県内のエリアを広げてこれまで培ってきたものを展開していくこととなります。広げつつ、そして足元をみつつ、長野がスポーツに溢れる県となるように。今後は細かい取り組みやその時、感じた事をnoteに綴っていきたいと思います。

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